祭だ 神輿だ

祭だ神輿だ

京都と言えば、祭の都です。

  • 5月の伏見稲荷大社の稲荷祭
  • 藤森神社の藤森祭
  • 加茂別雷(わけいかずち)神社の葵祭
  • 八坂神社の祇園祭
  • 平安神宮の時代祭

と京をにぎわす大祭が目白押しにあります。


祇園祭

京都の3大祭りはこのうち

  • 葵祭(あおいまつり)
  • 祇園祭(ぎおんまつり)
  • 時代祭(じだいまつり)

で、有名です。

下町の祭

江戸時代からの三大祭りと言えば

  • 神田明神の神田祭
  • 浅草神社(三社さま)の三社祭
  • 日枝神社の山王祭

として年々盛大になってます。

特に浅草の三社祭は夜明け前から、神社近辺は
担ぎ手であふれかえり、「渡御」トギョ と呼ばれる
街中を神輿が巡行する、練り歩きは勇壮です。

祭袢纏姿の男や女の担ぎ手が頭から湯気をあげ
道端で見ている見物人を興奮させる。


三社祭

京都の雅な祭とは対照的です。

京都の祇園祭にも神輿は山車を引きまわして
巡行します。

神輿はその名の通り、神霊を奉安する「輿」コシ の
ことを言う。

もとは、貴人の乗物だった輿は、天皇が行幸に
使う時には「鳳輦」ホウレン 「惣華輦」ソウカレン と
呼ばれている。

神輿がいつごろから登場したか、起源ははっきりと
してはいない。


神輿

お神輿は、平安時代になると広く普及されるようになり
江戸時代以降は祭の主役になっていった。

お祭りの儀式は結構厳格だ。
それもそのはずで、神様を乗せて練り歩くわけですから

 

「宮出し」(出御 シュツギョ)

神輿にその神社の分霊を還し、 それから神社を出発する

町中に出たも輿は途中、御旅所 オタビジョ に立ち寄る。
(御旅所は、神々が神輿に乗って街に出かけたときに
仮の神座 カミザ になるところ)

この御旅所を立ち寄りながら、担ぎ手によって
氏子の住む区域を練り歩きます。
このことを「渡御」トギョ という。

 

「宮入り」(還御 カンギョ)

渡御が終わると、神輿は神社に戻り神座に還っていく。

昔は神殿が無かったので、祭りが開催されるたびに
その祭りの場に姿をあらわし、祭が終わると姿を
消していった。

現在は、祭のときに神殿を離れ神輿に乗り、町の人の
中に町の人と一緒に練り歩き、ふたたび神殿に還って
いく。

人々はそんな神々の親しみを感じ、日ごろの積もり
積もった下町の力を爆発させる。


三社祭

下町の浅草三社祭、2020年の開催は、延期となりました。
10月16日、17日、18日です。

江戸の風情を残しながら、華やかさを満喫できる日本の
代表的なお祭りです。

3日間で約百八十万人の人出が出る、初夏を代表する
風物詩です。

浅草の氏子四十四ケ町の町内神輿約百基が神社境内に参集し
一基ずつお祓いを受けて各町会を渡御します。

最終日には、「一の宮」「二の宮」「三の宮」の神輿が
早朝から「宮出し」それぞれ三方面に渡御し、日没後に
「宮入れ」迎えて祭が終わります。

雰囲気だけでも味わってみてはいかがでしょうか。
興奮する自分を発見できます。

参考:神様と神社(井上宏生著)、日本人論(渡部曻一著)、浅草神社