ワーキングメモリは鍛えられるのか

2020年11月5日

ワーキングメモリとは

ワーキングメモリの研究は世界的に多数行われている
研究は、人間の行動実験や脳損傷事例、イメージング
研究、サルやマウスなど使っての各種実験など幅広い
研究成果が発表されている。

こんなことありませんか
あなたは今、ソファーに座りテレビを見ながら
くつろいでいるとします。

するとふいに、キッチンに用事があるのを思い出し
あなたは立ち上がってスリッパをはいて歩き出して
キッチンに着きその時に、何をしようとしたのかを
忘れてしまい。

しばらくその場で、何をしようとしてキッチンに
来たのかを思い出そうとして思い出せず、また
もとのソファ-へと戻った。

と、こんなことが、ありませんか。
実は、僕はこのようなことが結構頻繁にあるんです。
年のせいかな」「たいしたことではないな」と
笑ってすましてしまいます。

個人的なことならこれで済みますが、仕事の上で
この手の物忘れが出ると、うっかりミスや処理能力の
低下になり思考能力、集中力も続かなくなります。

一度、注意力を失うと、その流れは止める事ができずに
さらに注意力は散漫になる


 

神経科学者のトルケル・クリンベリは

「私たちは、自分が注意を向けていたことしか覚えていない」

と指摘している。

わたしのワーキングメモリがいかに小さく、知力には
限界があることを示しているんです。

 

ワーキングメモリとは

わたしたちの意識の中にある情報(短期記憶)を短い間
脳に保持しておくところです。

日常生活の中で、何かを見聞きしてきたことや頭に浮かんだ
かんがえなどが一時的にそこに蓄えられると言う事です。

ワーキングメモリは、作業記憶、作動記憶とも呼ばれ、会話や
読み書き、計算といった日常生活や仕事、学習を支える重要な
能力です。

ワーキングメモリの容量

プリンストン大学の心理学者、ジョージ・ミラーが1930
年代に、私たちの脳が一度に蓄えれる短期記憶の容量限界が
7個前後だと主張しました。

しかし、この7個というのは実は多く、厳密な条件や推定法を
用いたりした短期記憶容量は4個ではないかとの報告もある。

このようにワーキングメモリの容量は非常に少なく
ある瞬間に私たちの意識に入り込んでくる情報量
(認知的負荷)がワーキングメモリの容量を超えると
知的能力に問題が生じます


ワーキングメモリ

ワーキングメモリに蓄えられた情報や入ってきた
情報がすぐに出て行ってしまい、うまく処理が
できなくなります。

例えば仕事中で、資料作成していた時。
参考資料⓵を見て、気になった事柄を参考資料⓶で
調べているうち、そもそも参考資料⓵で何を調べて
いたのか忘れてしまい最初から読み直す。

 

ワーキングメモリを鍛える

脳機能に関する学術誌などによると、幸福度が高い
人ほど脳領域の体積が大きかったそうです。

自然科学研究機構・定藤規弘教授は

「脳は鍛えれば(特定の脳領域の体積が)大きく
なるので、楽しい記憶の想起や、明るい未来を
想像するといったトレーニングにより、持続的な
幸福が増強する可能性が示された」

といいます。
楽しいことを思い出したり想像する事で脳が活性化し
ワーキングメモリの増強に結びつくようです。

イメージングも
音楽を聴いたり、本を読んだりテレビやラジオ等の
情景をイメージする事で強化されます。


イメージ

生活を健全に
会話や料理、掃除など身体を動かし、買い物などでも
ワーキングメモリは使われているので効果的です。

 

現代は、デジタル時代です。
インターネットを介して情報伝達は驚異的に向上しています。
自分にむかってくる情報の量をうまく制御し、流れて
くる情報に対し、十分に理解し情報の蛇口は狭めて
情報の量を一定以下に抑えることが重要です。

ワーキングメモリの働きを見直し、改善して
仕事に日常の向上に役立てましょう。

参考:STUDY HACKER,天才科学者はこう考える、より(ニコラス・カー)、Wikipedia