ぞうりと雪駄の違いは

2020年6月22日

ぞうりと雪駄は夏の風物詩

夏になると法被姿の粋な兄さんや姉さんが、祭りや
花火大会、着物を着た盆踊り大会でよく見る履物が
ぞうりであったり、雪駄、下駄ですね。

ぞうりと雪駄は、仲間でぞうりが進化したものが
雪駄です。


雪駄

ぞうりと雪駄の違いは

ぞうりは、鼻緒がある日本の伝統的な履物。
台を竹皮・打心草・稲穂で編み上げ緒をすげたもので、
平安時代の被甲履物の文化に伴って発達した。

ぞうりの語源は、平安時代に「浄履(じょうり)」と
いう僧侶のみに許された履物が室町時代以降、庶民も
盛んに履くようになって、「ぞうり」と呼ばれるよう
になり、「草履」と書いた。

下駄よりも格式があり、改まった履物です。

ぞうりに男物と女物ができたのは、鼻緒に布を使う
ようになってからです。現在の男物ぞうりは竹皮表・
白鼻緒の礼装用と色鼻緒・牛皮・爬虫類の街着用
分かれている

女物は佐賀錦や綴の礼装用、エナメルやパール加工、
型押しなどのおしゃれと礼装を兼ねたもの、台と
鼻緒の色違い、爬虫類、しころ織などの街着がある。

しころ織とは、その昔、戦国時代の鎧の折り方を言い
細長く裁断した皮をメッシュのように織ったもの)


しころ織の草履

 

雪駄は、竹皮ぞうりの裏に牛皮を張りつけたもの。
さらにその名の通り雪道や湿気の多いところを歩いても
水気が表に浸み透らないよう。
かかとの部分に金物を打ったり、また、かかとの部分が
早くいたむのを防ぐための補強工作として、裏に皮を
張るようになった。

千利休の創意といわれ、茶人や風流人も履いていた。
江戸元禄期には侠客の間で流行し金物の打たれた
雪駄を鳴らして歩くのがとされた。

現代では男性が和服を着るときに履きます。
僕は、何を着てもかまわず、雪駄を履きます。
夏でも蒸れないし指先が強くなるようです。
第一かっこいいです。

 

草鞋(わらじ)

草履に似た形で布や藁の素材を使って、後部に
足首を固定するために結びひもを付けた履物を
草鞋(わらじ)と呼び、長距離の歩行や労働な
どの日常作業用として普及した。


わらじ

下駄との違いは
下駄は浴衣や小紋(こもん)などに合わせて履きます。
全体が木でできていて、3か所の穴に鼻緒を通してあり
その鼻緒を裸足で親指と人指し指で挟んで履きます。

一般的には「駒下駄」(こまげた)といい、裏側に歯が
2枚付いていて、下駄を履いて歩くと「カランコロン」と
心地よい音が響きます。

健康とぞうり

最近鼻緒付きの履物を履くと足の鍛錬に適しているという
話から、子どもにぞうりや下駄をはかせることが注目され
ている。

鼻緒を鋏み、下駄や草履の台を踏ん張ることで、足の筋肉が
きたえられ、足の裏の土踏まずの形成によく、外反母趾
予防にも効果があるとされています。

 

余談
江戸時代に作られていた「金剛草履」(こんごうぞうり)は
丈夫そうな名前ですが、その通りで、硬くて丈夫な草履という
意味だそうです。

その金剛草履は、2足3文で売られていたということから
安価や投げ売りという意味で「二足三文」と言われるように
なった。

健康にもつながる、ぞうりや下駄を近所の買いものに行く
ときに履はいたらいかがでしょう。

 

参考:スッキリWeblio違いがわかる辞典Wikipedia