脳のニューロンとシナプス

脳の構造

僕ら人間の行動や考え方、仕事したりスポーツしたり
怒ったり笑ったりとすべての行動はすべてに支配され
ています。


少し難しいですが、調べてみました。

生き物の脳を構成する神経細胞をニューロンといいます。
どのような神経細胞なのかというと核・ミトコンドリア
などの細胞小器官を持った細胞体を中心として、細胞体
からの情報を末端に伝える軸索と呼ばれる木の枝のような
樹状突起を持ちます。

 

巨大ネットワークと爆速電気信号

樹状突起に比べると軸索は長く伸びており、神経鞘細胞
あるいはシュワン細胞と呼ばれる薄い細胞が周囲に巻き
付いています。この軸索は、他のニューロンの樹状突起
とつながって、巨大なネットワークを形成します。

脳で物を考えたり、記憶したいとするときには、この
ネットワークを通じて、電気信号が送られていきます。

ただ、軸索と樹状突起はつながっているといえ物理的に
連結しているわけではなく、わずかですが隙間があります。

ではつながっていないのにどうやって電気信号の
送受信をするのかというと、軸索の先端にはコブの
ように膨らんだシナプスという部分があり、そこに
電気信号が伝わると神経伝達物質が放出されます。

その神経伝達物質を、樹状突起のレセプター(受容体)
が受け取り電気信号に置き換えて次に送ります。


脳、ニューロン、シナプス

軸索を通じて送られる電気信号は、速ければ秒速100m
にも達します。
それは時速360kmで走る新幹線にも匹敵するスピードです。

脳をよく使えば、この神経伝達物質の送受信がスムーズ
になります。

さらに軸索に新しいシナプスがつくられていくことでより
ネットワークは複雑で強固に成長します。

人が経験を積むと、知識や技術が磨かれていくのはこのためです。
逆に脳を使わないと、シナプスは消えていきます。

年齢とともに物覚えが悪くなったというのは、シナプスが
消えることでネットワークが弱体化していくことを意味しています。

 

ニューロン

ですから健康な人間の脳には、ニューロン(神経細胞)がおよそ
1000億~2000億個があるといわれており、ある程度の年齢
までは新しくつくられるのですが、歳を取ると生産が止まり減って
いきます。

ニューロンは様々な体の機能を支えていますが、働きによって
分類すれば、感覚・運動・介在の3種類です。

  • 感覚は視覚や聴覚など
    いわゆる五感と呼ばれる感覚器官が受け
    取った外部からの刺激を伝達する役割を持っています。
  • 運動は、骨格筋をコントロールする役割があります。
    運動は上位と下位に区別することができ、運動を司る
    大脳皮皮質運動野・脳幹から発せられる命令は上位から
    下位へ受け渡され、そこから軸索を通じて筋肉に伝わります。
  • 介在ですが、脊髄などある感覚と運動の間にあり、
    情報を処理するのを助ける役割を持っています。

人が生きていくためには重要な役割を果たしている神経細胞
ですから、そこに何か問題があれば体を動かすことができなく
なったり、ものを覚えることが難しくなります。

たとえば難病と知られているALS(筋萎縮性側索硬化症)という
病気は、運動ニューロンに障害されることで、手足を動かそうと
してもできなくなり筋力が衰えていきます。

発症すれば治療をすることが難しく、最終的には呼吸など生命
活動に必要な機能がなくなってしまうために死に至ります。

再生医療で運動ニューロンの移植などができないかと研究が
進められていますが、残念ながらまだ治療に使われる段階では
ありません。


大脳、小脳、脳幹

以上、初歩の初歩を書いてみました。
もちろん、こんな簡単ではないことは百も承知ですが、ふっと
調べたくなることがあるんです。

いつもブログのコンテンツがあちこち飛びますのは、そのためです
いつも最後までお読みいただきありがとうございます。

最後に脳の特徴です。
脳の重さ: 大人 1200~1500g(体重の約2.5%)
神経細胞(ニューロン)の数: 約1000億~2000億個

大脳: 重さ約800g 言語、思考、感情、記憶、感覚などの機能的中枢
小脳: 重さ約130g 平衡感覚、筋肉運動の中枢
脳幹: 重さ約220g ホルモン分泌、呼吸、心拍調整など生命維持の中枢

 

参考:脳の講義脳細胞の特徴