失敗は成功のもとですね

失敗は無駄ではない

常日頃から、失敗に終わってしまったり
成功と言わなくてもうまくいったことの
繰り返しです。

いつもうまくいくわけではないので、失敗
しては反省しながら生きているわけです。


しっぱい

これは、科学者だけでなくスポーツ選手や
エンジニア、職人、実業家などあらゆる人
が日常生活に役立つことです。

それほど失敗から学ぶことが多いと言う事です
失敗は大事にして、有効に活用すべきです。

決して失敗がいいというわけではないし、価値が
あるわけでもない。勘違いしないようにしましょう。

仮に研究や事業などが成功しても、さらに一歩でも
先に進むようにしなくてはいけません。

世界の多くの国の子供たちは、失敗は不名誉
あって、なるべく失敗を避け、成功する事に全力を
尽くすようにと教わっている

 

寛容な心

しかし、西洋がこれだけ発展をしてきたことは
いかに、失敗に寛容だったということのようです。

失敗に不寛容な人も移民によって失敗に寛容になり
急に能力を発揮したという例は多いそうです。

失敗が許されている環境では、成功の可能性が
高まっていくことは確かです。

 

 

「失敗は成功のもと」は科学的に正しかった

池谷裕二先生の研究の成果発表です。
(東京大学薬学部教授)

研究によると、14匹のマウスに、迷路を解かせる
実験で、スタートからエサのあるゴールまで7つの
経路を設け、マウスがどの経路を選ぶかを実験した。


迷路

実験の結果は、14匹すべてのマウスが最短経路
見つける事ができた。
見つけるまでにかかった日数は、3日~18日で
マウスによって日数に差が出ました。

トレーニングの1日目は、色々な道を行ったり来たり
しながら、ゴールにたどり着いている。

次第に最短距離を見つけ、あっという間にゴールした。

最短距離を見つけるのが早いマウスと遅いマウスでは
どんな違いがあるのでしょう。

 

池谷先生の解析によると

トレーニングの初期にエサのない行き止まりの道に
入ったり、何度も同じ道を通ったりして、エラーが
多かったマウスほど、よりはやく最短距離をみつける
事ができました。

ということは、初期に失敗を多くしたマウスが、はやく
最短距離のルートを正解を見つけたと言う事ですね。

さらに、次の実験は
マウスが見つけた最短距離を通れないように塞いだら
どうなるのかという実験です。

道をふさがれたマウスは、すぐに別のルートをとるように
なり、何度か繰り返すうちにルートが決まる。
最終的にどの道を選ぶのかは、各マウスによって異なる。

さらに、もう1ヶ所も塞いでみたら
より短いルートを選んだマウスと
遠回りのルートを選んだマウスがいることが分かった。

 

池谷先生の解析によると

最初のどの道も塞いでいないトレーニングのときに
よく道に迷ってまんべんなく迷路全体を歩き回って
いたマウスほど、道を塞がれたときに、より効率の
よいルートを選んだのです。

やっぱり、失敗が多いマウスほど、賢くなるようですね。

今回の実験では、脳内の「認知地図」との関係や脳細胞の
問題とかまだ解明できないことがあるそうですが、
池谷先生は、

研究者はもともと毎日が実験で失敗の繰り返しのようなものです。

プロとは、その分野のありとあらゆる失敗を知っている
人だと思います。結局、能がやっていることは消去法なの
でしょうね。失敗から学ぶのです。

と、まとめています。


マウス

ただ、自分にとって良くない結果が出たときは、他人に
話さないことが多いですね、カッコをつけちゃうんで
しょうね。

本当は悪い結果が出た話はとても有用で、広く共有され
なければ、皆が学べなくなってしまいます。

失敗を大切にしてうまく活かすのが成功に不可欠だと
言う事はどの世界でも同じです。

 

心理学者の多胡輝著の「まず動く」の本の中に

  • とりあえず何かやってみる。
  • 三日坊主でも何でもいい。
  • 失敗してもいい。
  • やっているうちに事態が動くのだ。

とありました。

参考:生命科学、失敗を成功に結び付ける力(ケヴィン・ケリー著)、