おうし座のプレアデス星団はすばる、何個見えますか

おうし座のプレアデス星団すばる

しんしんと冷え込む冬の夜空を飾るおうし座

そのおうし座の代表的なプレアデス星団は散
開星団(1ヶ所で生まれた星たちが近くに集
まっている天体のこと)です。


おうし座

おうしの肩のあたりに、まとまって輝いてい
て肉眼でも見る事ができて我々の目を楽しま
せてくれます。

6~7個の星がごちゃごちゃっとかたまって
いるこの星団は、その星の数から「六連星
(むつらぼし)と呼ぶ地方もあります。

 

日本名は「すばる」

日本では雅の平安時代に書かれた清少納言の
枕草子のなかで「すばる」という名でよまれ
て親しまれています。

「星は すばる。ひこぼし。ゆふづつ。
よばひ星、すこしをかし。尾だに なからば
しかば、まいて・・・・」

「星といえば、すばる。そして、彦星(アル
タイル)。宵の明星(金星)もいい。
流れ星もそれなりに趣があって美しい。でも
尾(しっぽ)がなければもっといいのに・・」

とあり、夜空に見える星の中で、清少納言が
きれいな星を並べたもののトップに「すばる」
が輝いている


枕草子

ちなみに 彦星は七夕の彦星、ゆふづつは宵
の明星金星、よばひ星は流れ星のこと。

すばるは、国立天体台がハワイのマウナケア
山頂に建設した大型望遠鏡の名前でもあります

ギリシャ神話では

ギリシャ神話ではアトラスとプレイオネの間
に生まれたプレアデス7姉妹として知られ、
月の女神として仕えていたといわれています

同じアトラスの子供で、母親の違う8人姉妹
は、おうし座のヒアデス星団とされています

プレアデス星団は地球から比較的近い400
光年で、とても明るく見えています。

肉眼では普通6個しか見えませんが、視力の
良い人では7個見えることから、目のよさを
はかるのに使われたようです。

若い星団

6000年前に誕生した間もない若い星の集
まりで、恒星が120個集まっています

周囲には星が誕生した時の星間ガスがただよ
明るくうつしだされています。


プレアデス星団

また、表面温度はきわめて高く青白く輝いく
白色巨星で質量は太陽の十数倍と考えられて
います。

かなりのエネルギーを消費しているために、
寿命は短く、あと1000万年ほどで超新星
爆発を起こして消滅するのではないかともい
われています。

世界的にも目立つ星団なのか、様々な名前が
つけられている。

  • 「乙女の群れ」「おばあさんたち」「踊り子
    たち」「ラクダの群れ」
  • また星がかたまっていることから「群れ星」
    「寄り合い星」「鈴なり星」「ごちゃごちゃ
    星」「じゃんじゃら星」。
  • 6~7個の星が数えられることから「六つら
    星」「六地蔵」「七福神」「七変化星」など

和名の「すばる」は歌にも使われています。
れっきとした日本語です。結ぶ、まとめる
いう意味です。

澄んだ冬の夜空を見上げ「すばる」を見つけ
清少納言が見た同じ星を見つめ悠久の時代を
星月夜にうつしてはいかがでしょう。

 

参考:Weblioプレアデス星団 M45JAXA中日新聞