しっかり目を開けて夢を見よう

僕の初めての喫茶店コーヒー

初めての喫茶店

僕は喫茶店に初めて入ったのは小学生の
2年生か3年生の時だと思います。


喫茶店

だいぶ前なのであやふやです。

いつも、親父は日曜日のたびに、競馬を
楽しんでいたので一番近場の渋谷の場外
馬券場に買いに行ってました。

その日も親父は渋谷の場外馬券場に行こ
うとして、なぜか初めて僕を連れ出した
のです。

なぜ連れて行ったのか、いまだに理由が
わかりません。

一緒に駅まで歩き、電車に乗って渋谷に
行きました。

当時は今の、友達のような親子関係とは
まったく違っていて、親父は怖いという
意識しかなく普段から直接話すことも少
なく、伝えたいことがあれば、母親から
伝えてもらうほどでした。

そんな調子ですから連れれだって出か
けても、ほとんどしゃべらず無言の状
態が多かったです。

今では信じられないかと思いますが、
ほとんどの家庭がそうだったのではな
いかと思います。

渋谷に着いて場外馬券場のあるほうに
歩き、ここで待っていなさいと一緒に
喫茶店に入りました

店内は黒を基調とした少し暗い感じの
お店だった。

いまでいえば、クラシックな喫茶店
いう感じかかな。

4人席のテーブルに座り親父はコーヒ
ーを一つ頼むと「すぐにもどるから
と喫茶店を出ていきました。

お店の中は2,3人しかお客さんがいま
せん。

まわりをキョロキョロしている間に、
コーヒーが運ばれてきました。


コーヒー

これがコーヒーか” もちろん初めて
のコーヒーを前に心でそんなことをつぶ
やいてました。

猫舌なので、砂糖とミルクを適当に
いれてスプーンでかきまわしながら
さめるのを待ちました。

まわりのお客はみんな大人の人たち
です。こどもは僕一人。

此処に座っていてもいいのかな
なんとなく緊張しながら座っていた
ような気がします。

そして、飲み頃になったかなとコー
ヒー茶碗をつかみ口にもっていきま
した。

確かインスタントコーヒーも世の中
になかった頃でしたから。

恐る恐るのことだったか、飲む前に
まず、かおりを鼻先でとらえ、すす
るように飲みました。

うん、苦い!

声には出さない物の、ほんとうにそ
う思いました。

まずいという感覚はなく、苦い飲み
ものだなあとへんに感心をした。

少しずつ飲んでいくとその苦さに慣
れて、飲めるようになります。

と同時に俺もコーヒーを飲めるんだ
いわゆる大人の飲み物のコーヒー
飲んでいるんだとチーッと嬉しくも
なりました。

よく言う「大人になったよう」だとは
思いませんでしたが、不思議な気分に
なったことは間違いありません。

コーヒーがなくなる頃に親父が馬券を
買って戻ってきました。

なんせ、気みじかの親父はコ-ヒーの
カップの中身を見て「さ、帰ろう」と
お会計をして店を出たのでした。

帰りの道で「コーヒーはうまかったか
ときかれ「うん、うまかった」と答えた
のを覚えています。

これが、僕の「初めてのコーヒー」経験
でした。

そういえば、親父に家族でマージャン
教わり、社交ダンスのワルツやボックス
も教わった。

これが、この先の自分にはまずかった。

ちなみに初の国産インスタントコーヒー
は、森永製菓から1960年8月10日に発売
された。


インスタントコーヒー

本物の味が「タッタ・・5秒で」のキャッ
チフレーズで爆発的にヒットして国民に
浸透した。

あなたの「初めてのコーヒー」は
いかがでしたか?

 

 

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