人の老化は3ステップ

長寿大国日本

厚生省によると平均寿命は順調に伸び
昭和22年(1947年)に男性50.06歳
女性53.96歳だった。

平成2年(1990年)には男性75.92歳
女性81.90歳と大きく飛躍した。

令和元年(2019年)には、とうとう
男性81.41歳、女性87.45歳になった。

まさしく長寿大国日本は健在ですね。


百寿

 

先日、こんな記事を見ました。

ヒトの老化は、34歳、60歳、78歳
で急激に進むことが分かった

というのです。

米スタンフォード大学のトニー・ウィ
ス=コレイ教授らの研究チームが、ヒ
トの血漿タンパク質を分析し、老化は
一定のペースで継続的に進行すること
ではないことが判明した。

今回、血中のタンパク質レベルによって
ヒトの年齢を精緻に予測できることが分
かった。

老化のペースは

研究チームは18歳から95歳までの4263名
から得た血漿サンプルを使って2925の
漿たんぱく質を分析し、2019年12月5日、
その結果をまとめた研究論文を学術雑誌
の「ネイチャーメディシン」で発表した

それによると、加齢で生じる生態の変化は
(生理的変化)は平均34歳、60歳、78歳
3つのポイントで急激に起こることが示
されている。

タンパク質は、身体を構成する細胞からの
指示を実行する働きをもっている。

なので、タンパク質レベルの大幅な変化は
身体自体の変化を意味するものです。

多くのタンパク質は一定のペースで増減を
したり、生涯、同じレベルで維持するので
はなく、一定期間同じレベルを保ち特定の
ポイントで突然上下に変動をしている

年齢によって明らかにレベルが異なる1379
のタンパク質のうち、895のタンパク質は
性別によっても特徴が認められた。


老化

これは、男性と女性で老化のプロセスが違う
ことを示す成果の一つとして注目されている

 

応用の期待

ウィス・コレイ教授は2014年5月に
若齢マウスの血液は、老化に伴う
認知機能などの低下を抑制する」と
の研究発表をしている。

老化によって血中で分子の変化が起
こっていることを示したが、今回の
研究成果は、抗老化医学をさらに前
進させるものだといえる。

今回の研究結果をさらに応用させる
のは、さらに5年10年はゆうににか
かると思います。

しかし、血中のタンパク質を「老化
バイオマーカー」として老化の急速
な進行を特定したりすることができ
るようになります。

老化バイオマーカーとは

加齢と共に変動し,老化や加齢を予測できる
因子を老化バイオマーカーと位置付けている

引用:日本薬理学雑誌

また、それ以前に老化を遅らすこと
ができる薬やサプリメント、治療法
開発であったりも期待できます

知らないうちに、他の薬による老化
を加速させる成分や副作用を発見す
ことなど様々な分野で応用するこ
とができそうですね。

将来、歳をとらない日がやってきそ
うです。

 

参考:Newsweek厚生省日本薬理学雑誌