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太極図・双魚図・陰陽図が最近女性に人気

「双魚図」とは

目玉だけの白い魚と黒い魚が、一つの円の中に巴になっている「双魚図」、「太極図」とも「陰陽図」とも言う。


双魚図・太極図

そこには、「白い魚があるのは、黒い魚があるからだ」また、その逆も同じ。

白い魚と黒い魚を分けている線は、黒い魚のものでもないし、白い魚のものでもない。

どちらのものでもないが、同時にどっちの魚のものでもある

あらゆるものは、片方だけでは存在しない「分けることができない」状態を表現していることになる。

この「双魚図」は近ごろは女性たちの間でデザインが好まれているゆです。

アメリカから入ってきたようですが、もともとは中国の宋の人が作ったもので「・タオ」の原理を表しています。

老子の言葉にこんな言葉があります

  • 「美しいものがあるのは醜いものがあるからだ
  • 「善いものがあるということは悪いものがあるからだ

このようなことをinter-dependence「相互依存」といいます。

どんなものでも「在るものとは無いものがあるから在る」ということになります


老子

なんだか、わかりにくくなったので老子の明晰な論理の言葉を紹介します。

名のない神秘の領域から、天と地が分かれた。
この天と地の世界では、ものに名がつくし、観念にも名がつく

ところで、美しいものと醜いものがあるんじゃない
美しいと名のつくものは、汚いと名のつくもののおかげ美しいと呼ばれるんだ。

お互いに片っぽだけじゃありえない
善だって、そこに悪があるからはじめて、善として存在するんでね。
悪のおかげで、善があるってわけだ。

同じように、いま存在しているのも、存在しないものが裏にあるから、存在しうるんだ。
ちょうど、難しいことと易しいことが、片っぽだけじゃやあり得ないのと同じさ。
「長い」といったって、短いものと比べるから長いのさ。
歌だって、声とメロディーがあるから、歌なんだ
」という観念だって、「」があるからのことなんだ。

だから、本当に賢い人というのは、あまり手軽に判断しない
こうと決めたって、ことは千変万化して、絶え間なく動いてゆくから
このタオの本当のリアリティを受け入れるとき、君は何かを造っても、自分で自分の腕を誇らなくなるよく働いて成功しても、その成果を自分のものにしなくなる
仕事をし終わったら、忘れてしまう。
すると、かえって、その人のしたことは、ほかの人々に深く沁み込むのだ

引用:「タオー老子」第2章より

これで、わかったと思います。
冒頭の「双魚図」は、このような言葉の原理を表しています。

そして、この図が「混沌・こんとん」という原理につながっているのです。

聖書に次いでもっとも英訳の数が多いといわれてるのが「老子」です。

なぜなら「老子の言葉」が、老子のタオ(道)の思想に今まで行き詰った理性的な思考の社会を解放するものがあったとされてます。

また、英語圏では「老子」を「詩」として受け止めたていることも影響が大きかったのではないかとおもわれます。

「太極図」の図案は中国周辺諸国で国旗の一部に用いられている。


モンゴル国旗

参考:Wikipedia、老子と暮らす(加島祥造著)

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