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地震大国日本を救済するか「しんかい6500」

海が地球環境に大きな影響を与えているひとつであることは、宇宙から見ると一目瞭然です。
地球の面積の約7割を占める海は圧倒的な存在ですね。

考えてみれば、それぞれに太平洋や大西洋、インド洋などと海に名前がついているものの、国境のように境は見えません。

相互に機能を発揮しながら地球のシステムに重要な役目を果たしているのです。

そんな海を調べるのに欠かせないのは調査船です。

日本の技術力を如何ともなく発揮して大深海6500mの深さまで有人潜水調査船は1989年に完成し、JAMSTEC(国立研究開発法人 海洋研究開発機構)が所有し、その名も一般公募で「しんかい6500」と命名されました。

これまでに1500回以上の潜航を繰り返し(2018年11月現在)、現在運航中の大深度まで潜ることのできる有人潜水調査船は、世界でも7隻しかありません。

日本近海はもちろんのこと、太平洋や大西洋、インド洋など広い範囲を調査しています。

しんかい6500

その主な任務は

  • 地震、地殻を構成するプレートの沈み込み運動、マントル中のプルーム運動など地球内部の動きの調査
  • 深海生物の生態系、進化の解明
  • 深海生物資源の利用と保全に向けた調査
  • 海底 に堆積した物質、海底熱水系の調査を通した地球の熱・物質循環の解明

などで、地震大国日本ならではの地震の取り組みが、巨大地震の予知という観測が重要視されたことは明らかです。

それは、日本列島の太平洋側海溝で沈み込む海洋底プレートは、およそ水深6200〜6300m付近で地中へ沈降を始めていて、地震予知の研究にはそれら地点の重点観測が必要と考えられているから。

しんかい6500の情報

船種:深海探査艇
建造費:125億円
就航:1989年1月19日
処女航海:1991年

全長:9.7m
幅:2.7m
高さ:3.2m
トン数:空中重量 26.7トン

速力:2.7ノット
潜航時間:9時間
潜航深度:6500m
乗組員:2名+便乗者1名

母船「よこすか」

しんかい6500には支援母船として、深海潜水調査支援母船の「よこすか」があり、しんかい6500は、この母船に積載され、調査海域まで運ばれる。

深海潜水調査支援母船の「よこすか

支援母船の「よこすか」はしんかい6500の整備施設や収集したデータや資料を研究する設備も備えている。

しんかい6500の運用上の潜航時間は8時間と定められている、水深6500m地点への到達時間は
片道 約2.5時間必要なので、水深 6500m地点での調査時間は最長でも約3時間となる。

また、母船の「よこすか」としんかい6500との通信手段は「音波」で行われていて、送信データは大きくすることはできない。映像は10秒に1コマ程度しか送信できない。

しんかい6500の構造

「しんかい6500」の耐圧殻

船体形状は、沈降方向に長い楕円形になっている。パイロット2名と研究者1名が乗り込む船体前部の耐圧穀(たいあつこく)は内径2m、床面1.2mでチタン合金で水圧に耐えれるように厚みは73.5mmの厚みを持っている。

さらに耐圧性能を高めるために、ほぼ真球に近い形で、誤差はなんと0.5mm 以内です。
酸素は5日間は生命維持ができるようになっている。

潜航では水圧で最大9mm 凹む。水圧耐用実験では、4000気圧(深度約4万メートル相当の水圧)で割れているため、この地球上の深海では水圧が原因で割れることはない

太陽の光は水深200mまでしか届かないので、その先は真っ暗闇で何があるのか、どんな生き物がいるのか謎だらけです。

興味があり神秘的ですが、怖いですね。
2003年3月に、宇宙飛行士で科学者の毛利衛さんが、南西諸島海溝の海底調査で「しんかい6500」に乗船しています。
深海は宇宙と同様に暗黒の世界にも関わらず、いろいろな生き物に囲まれていることに改めて驚かされた」と話ししてます。

これからも安全に研究調査をお願いしたいですね、地震プレートの原因と対処方法が早期に解明されることを切にお願いします。

参考:JAMSTECWikipedia雑学ネタ帳

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