自分が正しいと思っている人の3つの特徴
「自分の正義」
ほとんどの人が勘違いする過ちは、
自分の考えは間違っていないと思い込む
ことです。
「自分の正義」をつらぬこうとします。
喧嘩になることもしばしばです。
自分が正しいと思っている人の特徴は
- すぐにキレる
- 攻撃的
- 執念深い
自分の考えが正しいと強く思っている人は
怒りっぽいですね。
自分が正しいということは99%怒りの
正当化ということです。
自分が正しいと思っている人は
一番ヤバい人なんです。
正義の味方は正義をかざして何でもやります
怒りや不満が正当化されればされるほど怒り
や憎しみは燃え上がるのです。
したがって、自分が正しいと思いが強い人は
怒りっぽくなるし、攻撃的になるし、なかな
か怒りを手ばさせない執念深くなってしまう
のです。
その怒りの質には3通りあり
- 水に書いたような怒り→書いてもサラサラ流れていく。
- 砂に書いたような怒り→書いて少しの時間は残って居るが
やがて消えていく。
- 岩に書いたような怒り→絶対に消えない怒り。
自分が正しいと思えば思うほど手放せ
なくなってってしまう。
一方的な正義はないということです。
自分の中の自分の立場でさまざまな
正論を組み立ててしまうからです。
それは、あくまで自分の正義であって
自分の都合であったり利害であったり
思いこみであったりしたりするのです
相手の立場に立ってみるとかなりの
一方的な正義なのです。
仏教を奨励した聖徳太子は
我必ず聖(ひじり)に非(あら)ず
我必ず愚かに非ず
共に是れ凡夫(ぼんぷ)のみ
という言葉を残しています。
私が一方的に正しいのではない
相手が一方的に間違ってるのでもない
共に人間だからなんだ
「だって人間だもの」
自分の正義を見返しすることが大事です。
独りよがりの正義だったなとわかることが
相手を憎んだりしたことや、許せない怒り
の心がゆるんできたりするものです。
怒りの煩悩とは
自分が正しいと思うと怒りは増幅していきます
ストレスやイライラは悩みの一つで、本屋さん
にもたくさんの解決法の書籍がたくさん並んで
います。
それだけ、売れているということは、現代人が
ストレスや悩みを抱えている人が多い証拠なの
でしょう。
仏教は、自覚教といわれるように
外に向かって考えるより(相お手ではなく)
内側に向かって考えるものです。(自分です)
つまり自分に気づくためのもの、もしくは
自分を知るための教えです。
仏教でいう三毒があります。
貪・瞋・痴(とん・じん・ち)が特に
重要だとされています。
煩悩には108つの種類があると教え
られています。
その煩悩とは
- 「煩」は身体をわずらわし
- 「悩」は心をなやまします。
その中の根本煩悩には6つの煩悩があり
その中の3つが三毒とよばれてます。
そして、三毒のひとつが「瞋・じん」で
怒りの心のことです。
瞋恚(しんい)の瞋で怒りとも読みます。
「怒りは無謀に始まり後悔に終わるとものだ」
といましめられています。
怒りを感じることを防ぐことは、不可能なこと
だと思います。
怒りを覚えその怒りに集中すると怒りはさらに
ふくれて増幅してしまいます。
それよりも、怒りを覚えた時、怒りが広がらな
いように冷静になることが大事です。
落ち着いてから、なぜ腹が立つのか自分は何が
気に入らないのかを考えてみることがよいです。
他にも「怒りを覚えたらやること」など怒りを
抑える方法がたくさんあります、自分に合った
やり方を見つけてみましょう。
参考:神仏ネット、おかもんの仏教相談、
幸せのタネをまくと幸せの花が咲く(岡本一志著)