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一粒の涙流してストレス解消!おすすめ「涙活」

涙活」(るいかつ)は、造語です。

涙を意識的に流してストレスを解消しリラックスになる活動です。
これは離婚式でも有名な「涙活プロデューサー」の寺井広樹氏が作ったものです。

人前では泣けない

それも十年前に寺井氏の周りには、「泣きたくても泣けない」人が多いということに気づかされたから「涙活セミナー」を開くことになったようです。

働いている職場では、なかなか涙を流して泣くことはできませんね。
特に男性の場合にはそれが顕著で、ましてや家の中でも奥さんの前や子供の前で涙は見せられないのです。

そんな状態が続くとストレスが溜まり、イライラがつのり、精神的な苦痛に陥っている人が多いのです。

寺井氏がセミナーを始めたきっかけは、「思いっきり泣いてストレス発散できる場所を作りたい」と考えたからでした。

泣きたいのに我慢している

そして、セミナーを始めてわかったのは、「あっ、みんな、泣きたいのに我慢していたんだ!」ということでした。

人生の大切なことに気づく奇跡の物語」という本を書き、奇跡の実話で39回泣けましたという副題がついています。

直近の五年間では「涙活セミナー」を約400回を開催しなんと1万2千人以上の参加者がありました。

著者自身も泣くための時間を作り映画を見たり本を読んだりcdを聞いたりしたそうです。

特に泣けそうな映画を観て泣いた後は、すっきりするのを感じたそうです。映画鑑賞をした後の睡眠は一度も起きることなくぐっすりと眠れます。このことにとても驚きました。

涙活のテーマ

明日笑うために、今日泣こう!」。これが、著者が勧めるセミナーのテーマです。
もちろん、泣いてすべてが解決されるほど世の中は甘くはありません。ですが、著者は人目もはばからず思いっきり泣くことで、その涙の向こう側には、これまでとは違う世界が待っていると信じています。

副交感神経の活性化

涙を流す涙腺は、副交感神経がコントロールをしています。涙を流して泣くことで副交感神経が活性化します。そのことで起きている時でも睡眠をたっぷりと取ったようなリラックス感が得られるわけです

涙によって「副交感神経が活性化する」というまさに究極のストレス解消方法だと言うことです。

精神の安定やストレスに対抗できる脳内物質の「幸せホルモンと呼ばれるセロトニン」も泣くと活性化されます。

涙の役目

涙には三つの役割を持っています

  • 基礎分泌の涙:目の表面を守るために流す涙です。
  • 反射の涙:異物が目に入った時に洗い流してくれる涙です。
  • 情動の涙:心が感動して流す涙です。感動の涙とも言えますね。

以上です。情動の涙が副交感神経を活発にする涙です。料理などでタマネギを切って涙を流すのは反射の涙となり、リラックスする効果ではありません。

大脳生理学の権威、東邦大学名誉教授の有田秀穂教授

「1粒涙を流しただけで、ストレス解消効果は1週間続く」

涙を流すことによって、緊張やストレスに関係する交感神経から脳がリラックスした状態の副交感神経へとスイッチが切り替わる。その効果は、約1週間続くのです。たくさん涙を流すほど、ストレスが解消し、心の混乱や怒り、相手への敵意も改善する。
と言っています。

心が動き感動する「情動の涙」を流しましょう。

参考:PRTIMES、「人生の大切なことに気づく 奇跡の物語」(寺井広樹/著)

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