お月様の魔法「ルナティック現象」とは何か
古代からお月様と私たち人間とのかかわりは、伝説や神話などで語りつながってきました。
とても神秘的でありまた研究もおこなわれています。
特に満月の夜などには影響がでているようです。
有名なのは本や映画でおなじみの狼男でしょう。
月の満ち欠けが人間に影響を与えていることと、その美しさと神秘に人々は何世紀も魅了されてきました。影響はないと反論も多いが、一部の研究では人々に影響を与えるとみなされています。
月の満ち欠けと人への影響
こんなことがよく言われています。
- 人の気持ちやメンタルヘルスに影響を与え、特に満月の時に人はいつもより攻撃的になる傾向があります。
- 満月のときは、人は不安定な行動をとりやすい。
- 人の睡眠を妨げ、不眠症にかかりやすい。
- 満月の夜は出産が増える。
- 月の満ち欠けは女性の生理周期と深い関わりがあるといわれている。
ルナティック現象
英語圏では古来より月と同義の「精神障害」の意味を表すLunatic(ルナティック)があり、この語源は過去の自殺、夢遊病、暴力など、奇妙な行動や意味のない行動と関連をあらわすことばです。
このように月に関連する異常な出来事や奇妙な現象をルナティック現象と言います。
特に最近は車の事故が多く、満月の時や新月の時が重大事故が起きやすいとされています。
また、半月の時にはうっかり事故を起こしやすいようです。
いくつかの研究によると、満月の日には、人々は感情的な興奮や過度の行動を起こしやすくなり、犯罪率が増加する可能性があることが示されています。
理論上、月の光は睡眠を妨げ、人の気持ちに影響を与える可能性があります。 十分な睡眠をとらないと、いつもよりイライラしたり怒ったりすることが多くなります。
いつもはおとなしい人も満月や新月になると大胆に行動するとのこと。
女性の生理周期は、月の満ち欠けの周期とほぼ一致しているのはなぜでしょうか。
人間の身体の70%は水分で占められています。お月様の引力による影響があるのでしょうか。
なんだか影響があっても不思議ではないですね。
月にはこのほかにも願い事がかなうと言われたり、様々なパワーをいただくことができたりとたくさんのことがかかれています。
とりあえず私たちはルナティック現象を忘れないで、とくに車を運転するときになどは思い出して注意して「今日は満月(新月)だな注意しよう」と心がけましょう。
古代から月とのかかわり
古代から月が新たな始まりや変化の象徴とされ、祝福や不吉な兆しと結びつけられてきました。
ルナティック現象は天文学者やアマチュアの間で注目されて、特にブルームーンやブラッドムーンは、多くの人に興味を持たれています。
- ブルームーン:月が通常の周期よりも早く2回満月がある現象。一般的に、月は1か月に1回満月を迎えますが、時折2回満月が見られることがあります。これは「ブルームーン」と呼ばれ、特別な意味を持つとされています。
- ブラッドムーン:月食の際に月が赤く見える現象。これは太陽光が大気中で散乱し、月の表面に届くためです。ブラッドムーンは異世界の門が開かれる兆しとも信じられています。
月は29.5 日ごとに満月があり、14.8 日後に新月があります。
月の引力により、潮の満ち引きは 12.4 時間ごとに行われます。
子供の頃にお月様は、自分がどんなに歩いても走ってもついてくるのが不思議でした。
やはり神秘的で魅力あるお月様が一番ですね。
参考:お月様と交通事故、月齢カレンダー