しっかり目を開けて夢を見よう

空間認識能力を鍛えよう

特にお子さんに大事な空間認識能力を鍛えましょう

空間認識能力とは、空間認識力・空間認知能力・空間把握能力とも言われ、まさに、読んで字のごとし「空間を正しく認識する能力のこと」です。

Weblio辞書の説明によると

「空間認識能力とは、物体の位置・方向・姿勢・大きさ・形状・間隔など物体が三次元空間に占めている状態や関係を、すばやく正確に把握・認識する能力の事。

日常生活の中では

生活の中の身近なところで、大いに活用されています。

野球のキャッチボールで相手に向かって投げること投げてくるボールやノックしたボールをつかむこと。

キャッチボール

これは野球に限らず、サッカーや卓球、話題のラグビーなど球技全般に言えることです。

地図や図面を見て、その地形の構造を読み取り目的地まで方向や距離を理解してたどり着くことができる。

空間認識能力が低いと

空間認識能力が低いと身体の感覚や動作がにぶくなり距離や幅、高さを捉えにくくなり、物にぶつかったりつまずいて転んだりもします。

物の形がはっきりしない、どのような状況にあるのかも理解できない従って、絵や図を思いどうりに書くことができない。

最初に「特に子どもは・・・」と書いたのは、お子さんが小さいうちはあまり気にならないかもしれませんが、小学校の高学年にもなると郊外に行って風景の写生を描いたり、静物を描いたりします。

空間認識能力が低いお子さんは、見たものをうまく紙上に表現しにくくいやな思いをするかもしれません。

また、体育の授業で、跳び箱の踏切位置などの感覚を把握することが難しく、苦手意識を感じるようになることもあります。

跳び箱

そして最も注意しなければいけないのは、道路を走っている車の速度や車と自分の距離感がつかめにくく事故にあいやすいことです。

自転車を乗るにあたっても

  • 車間距離
  • スピードの調節
  • 人や物の障害物の回避

が重要だとされてます。

空間認識能力は、視覚や聴覚などの複数の感覚器の協力で成り立ち右脳によってコントロールされているそうです。

生物が生きていくのに必要な外敵から身を守ったり、迫りくる危険を測定という能力も空間認識能力に関係するといわれています。

空間認識能力を高めるには

まず、「ジグゾーパズル」
ジグゾーパズルはバラバラになっている絵や写真をはめ込んで1枚の絵にする遊びです。

もともと、ジグゾーパズルは子供の教育のために生まれたそうでその動きや働きが右脳を鍛えて、空間認識能力や記憶力を養える「知育玩具」だそうです。

それと似たような遊びでは、積み木やブロック遊びなどがあります。
日本古来の「折り紙」も、よく知られています。

最近話題なのは、将棋の藤井聡太4段の天才能を育てたとグッズの一つとして、スイス製の木製知育玩具CUBORO(キュボロ)です。

キュボロ

藤井四段のお母さんが、インタビューの中で藤井四段が小さいころにこのキュボロで遊んでいたことを明かした。

とたんに売り切れとなりました。

キュボロは、ブロック自体はシンプルなものだが、普通のブロックとは違い、ビー玉が通過できる穴があいていて立体的に組み合わせることにより、無限にビー玉を転がすコースを作ることができる.

また、外で体を動かす遊びも空間認識能力を伸長させます。

鬼ごっこ、かくれんぼ、缶けり

鬼と自分との距離や公園などで遊ぶ時の障害物や隠れる場所逃げるルートなど考えながら、探しつつ、周りに注意をして遊ぶことが良い結果につながります。

以上難しくなく、遊びながら空間認識能力を鍛えることができます。

まだまだ、空間認識能力を高める方法はたくさんあります。
できるだけお子さんと楽しみながらチャレンジをしてみてください。

お子さんが将来パイロットになるかもしれませんよ。

参考:Weblio辞書こどもまなび

関連記事

コンテンツ