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嘘かホントか一流になるための「1万時間の法則」

「1万時間の法則」とは

物事を極めたエキスパートたちは、一流の成功を修めるためには1万時間の練習が必要であるとする法則です。
一流のスポーツマンやビジネスマン、芸術家などが成功するには積み重ねが必要で、学習や練習がおよそ1万時間だったという事例をもとに書かれた説です。

2008年にイギリス出身の元新聞記者・マルコム・グラッドウェル氏の著書『天才! 成功する人々の法則 (Outliers: The Story of Success)』で紹介し、広めて一躍有名になりました。

著書の中では「1万時間とは、偉大さを示すマジックナンバーなのだ」と提唱されています。偉大な成功者にも1万時間の下積みがあったと理論付けています。

1万時間はどのくらい

いったい1万時間とは、どのくらいなのかピンときますか?

  • 1日1時間ならば約28年間
  • 1日3時間ならば約9年間
  • 1日5時間ならば約5年半
  • 1日8時間ならば約3年半
    になります。

どんな天才でも、これだけの練習や努力を続けなければ一流の専門家にはなれないと1万時間の法則で提唱されています。

この法則は、1993年にアメリカの大学で心理学者のアンダース・エリクソン教授が発表した理論です。
1993年にバイオリニストの練習方法を研究し発表された。

確かに練習は大事

時々、一流のピアニストやバイオリニストの特集などで、練習は毎日8時間やっているなどのコメントを聞きます。もちろん日曜日だから休むことなどないのですから凄いことですね。

よく聞く質問などに、「練習は毎日しないといけませんか」がありますが
スポーツや音楽などジャンルを問わず解答は「毎日5分でも良いから行ってください」とあります。
確かに毎日が良いと思いますね。
子供の頃に先生に言われたことを思い出します。
君が1日休んで、ライバルの人が1日も休まないとすると、その日だけで2日間の差が出る」そして、「日曜日に休んだとして1ヶ月で約8日間の差が出て、1年では約100日間の差が出ることになる」と言われてました。(1ヶ月に4日のに曜日もあれば5日の日曜日があるため)

納得感のある「1万時間の法則」ですが、誰でもなれるわけはないことも言われています。

「1万時間の法則」は嘘?

ところが研究をしていた理論の発表者のエリクソン教授と一緒に論文を発表したクランプ教授は、「練習時間だけが全てを決めるとは思っていない」といい、この法則を提唱してはいないのです。

練習量だけが全てではないという意見(反論)が大部分を占めています。

それは練習や学習の質であったり、自分が持っている得意な才能を高めたり、環境など、個人の能力に合わせた練習の積み重ねが大事です。

練習方法を見直し改善しながら質のある練習を積み重ねる事が大事ですね。
練習を楽しく効率的に集中してできないか、ノウハウは個々に考えられると思います。
確かになんでも100回やることが良いのではなく10回を集中して行う方が良い時もあります。

しかし、やはり量は必要な事です。やり遂げる満足感が違うし自信を持つことによってさらに質もアップしていきます。

そしてやはり、練習は裏切らないです。どんなことでもコツコツ努力する人はある程度まではゴールを迎える事ができます。さあ、すぐに始めましょう。

参考:Learn -ternマイナビニュース

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