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脳をだますスイーツ! 健康的な食生活を送るための注意点

ジャンクフードを食べると脳神経の回路に変化を与えてしまい、チョコレートなどから手が離せなくなってしまう。

どうして「決して体にはよくない」ことを知っていてもつい手を出してしまうのが現実です。

ジャンクフードとは

ジャンクフードとは、栄養価のバランス著しく欠いた、食べる価値のない食品のこと。
高脂肪で高糖、高塩分で、そしてビタミン、ミネラルの少なさや食物繊維を含んでいない食べ物ことです。

「ジャンク」は英語で「ガラクタ」という意味です。

ジャンクフードと呼ばれるもの

新しい研究

新しい研究グループは、米イェール大学(Yale University)と独マックス・プランク代謝研究所(MPI for Metabolism Research)のチームで新たに調査を開始されました。

その結果、私たちの脳は高脂肪・高糖分の食品を食べると、以後それを欲するように神経回路が再配線されることが示されました。

この研究発表の詳細は、2023年3月22日付で科学雑誌『Cell Metabolism』に掲載されています。

研究の方法は、参加したボランティアの人たちを下記のような2つのグループにわけた。

  • Aグループには:高脂肪、高糖のヨーグルトを 1 日 2 回 8 週間与えました。
  • Bグループには:低脂肪、低糖のヨーグルトを 1 日 2 回 8 週間与えました。
    それ以外は普段通りの生活です。

その結果は、高脂肪、高糖のヨーグルトを食べたAグループの人たちのドーパミン作動系が大幅に増加しました。
ドーパミンは、モチベーション、やる気、満足感、達成感と報酬を司る脳内の領域です。

それが活性化されたのです。すると脳は無意識のうちにやりがいのある食べ物を好むことを学びます。脳のこれらの変化を通じて、私たちは無意識のうちに脂肪と砂糖を多く含む食品を常に好むように自分自身を再配線してしまうのです。

Bグループの人たちはこのような変化は見られませんでした。

最後に、両グループにさまざまな脂肪濃度のプリンと、さまざまな糖レベルのリンゴ ジュースを与え、味の好みや嗜好性を評価してもらったところ、高脂肪・高糖分のヨーグルトを食べたAグループは、味に物足りなさを感じ、低脂肪のプリンが好きではなく、低糖のリンゴジュースも最初ほど欲しくなかったと嗜好性が落ちていたのです。

ジャンクフードの健康リスクは、タバコよりも高いと言われています。
また、恐ろしいことにマウスを使った実験では、ジャンクフードを与え続けると、肥満になるだけでなく、喜びに対する脳の働きが鈍くなり、もっとジャンクフードを欲しがるようになることが分っています。

世界の動きはこれに合わせて関心が高くジャンクフードを規制する動きが広まっていますが、日本ではこのような動きは非常に少ないようです。

国連機関の世界保健機機関では、高カロリーで低栄養素の食品を肥満のリスク増加と関連付け、肥満は糖尿病、心血管疾患、がんと関連付けられると報告している。

肥満や糖尿病などの若年化が生じ、生活習慣病の原因になるとされる。1975年以降、日本で清涼飲料水とインスタント食品ばかりを食べる若年者が栄養不足となり、特にビタミンB1が不足し脚気が増えた。

世界の動向

  • 2011年5月に550超の団体がマクドナルドに対し、子供を対象とした飲食品に高カロリー、高脂肪、多い砂糖、高塩分のジャンクフードの販売中止、おまけをつけないことや、ロナルド・マクドナルドの引退を要請した。
  • 英国食品基準庁は、16歳以下を対象としたテレビ番組について、脂肪・糖分・塩分を高度に含む食品の広告が禁止されている。
  • アメリカでは2007年、マクドナルドやキャンベルスープ、ペプシコを含む11の大きな食品販売業者が、12歳以下の子どもに対する、一定の栄養の基準を満たさない食品の広告を、自主規制することに合意した。
  • ルーマニアでは国民の4人に1人が肥満であると言う調査結果がある。
  • またルーマニア政府は「ジャンクフード税」の導入を発表した。
  • ブルガリア政府は、全国の学校の食堂や売店からスナック菓子や清涼飲料水を撤去した
  • 肥満防止を目的とした課税は、デンマーク、ハンガリー、フランスでも施行されている。
  • もう一方の危険因子である脂肪については、ハーバード大学のダナ・ファーバー癌研究所によって、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸などを動脈閉塞の原因となる悪玉コレステロールに変換する分子スイッチが発見され、ジャンクフードに付きものの悪性脂肪の危険性が分子レベルで明らかになった。 
  • 2011年4月28日、食品医薬品局(FDA)、疾病対策センター(CDC)、アメリカ農務省(USDA)、連邦取引委員会(FTC)の4機関は、肥満増加の対策として子供に販売する飲食品の指針として、加工食品1食品あたりの上限を、飽和脂肪酸1グラム、トランス脂肪酸を0グラム、砂糖を13グラム、ナトリウム を210mgとした。

この項目の引用は:Wikipedia

いずれにしても、自分たちの責任のもと、注意をしてジャンクフードの怖ろしい現実を認識して、子どもたちに近づかせないようにして子供たちの健康を守っていきましょう。

参考:ナゾロジーNEWSマックスプランク代謝研究所中日新聞

 

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