日本刀はかっこいい‼ 持ってみると不思議だ
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日本刀はかっこいいが
日本刀を持ったことは、2回だけあります。
まずは銃刀の銃
1回は、義理の兄が銃刀が好きで、本物のライフル銃を持っていました。
ある時、森に行きライフル銃を撃たしてくれたのです。
構え方を教わり、恐る恐る細い木にむかって引き金を引きました。
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ライフル銃
どのくらいの衝撃が肩に伝わるのか、また、どのくらいの破壊力があるのか、初めての経験でドキドキでした。
そのライフル銃は種類としては軽量で、一番衝撃の少ない銃だそうで、確かに肩への衝撃は思ったほどなかったです。
引き金を引くと「カシャ」と独特な音ともに銃弾が発射され、狙いを定めたところの近くに命中します。
その命中した木を見に行くと、当たったところは小さな穴ですが後ろにまわって見ると大きく裂かれています。
銃弾が回りながらねじ込んでいったことが、よくわかり銃のすごさを感じたものです。
気分はテンションが上がり気持ちよくなります。
もちろん、警察には届けを出して、鍵のかかる格納庫も用意していました。
その後、義兄が「銃の発砲事件があると、すぐに警察が確認にやってくる」ので、売却したと
言ってました。
魔性の日本刀
その義兄から連絡があり、かっこいい日本刀を買ったから見に来ないかとのこと。
早速、行ってみると、木刀のようなさやから義兄が抜いて、見せてくれました。
結構長い、波紋がきれい、どっしりしている。
が、一目会った時の印象です。
初めて持たしてもらったとき、よく切れそうで持っていても危ないと感じた。
外から見ている分には、綺麗だ、美しい、妖艶なオーラさえ感じる。
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日本刀
しかし、自分で持つと何か切りたくなってきました。
高額で購入したと聞いていたので、さぞ精緻な日本刀なのだろうとつくづく眺めたものです。
昔から魔性の剣などと言われるほどの日本刀が存在していたのがわかるような気がします。
刃先に触れようものなら、サッと切れそうです。
部屋の中で、刀を抜いただけで初めてのせいか独特の空気が流れ、みんなの視線は日本刀に注が
れています。
自分で持っていると、だんだん重さを感じ、危険このうえない、試し切りしたくなるんです
たぶん、経験した人はそんな気分を味わったと思います。
師匠はお見事
2回目は僕が空手を習っていた時に師匠が道場に持ってきました。
竹を切るのではなく ”もっと難しんだよ” といい週刊誌を丸めてゴムで縛り、それを床の上に固定
しないで置きました。
日本刀を出し(借りてきた)いわゆる袈裟切りにしたのです。見事に切ってます。
なんか、あっという間の出来事で厳かなこともなくもったいぶることもなく、丸めた週刊誌を切ってし
まったのでした。
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竹斬り
師匠はすごい人で、空手を習い始めて、半年で初段になったと言ってました。
(師匠のことは、またの機会に書きますね)
師匠から ”やってみな” と日本刀を渡されましたが義兄の日本刀とは違い、綺麗とか、美しいとかは
ありません。
少し短めの実戦向きの日本刀だったのを覚えています。
上段に構えてかっこつけ、気合を入れながら袈裟切りに刀を振り下ろしました。
週刊誌は見事に・・・はじかれ飛んでしまい悲しいかなどこも切れてません。
それから2回挑戦しました。
週刊誌にあたる前に少し引き気味に振り下ろしたりしましたが、切れません週刊誌が飛ん
でしまうだけでした。
床の近くまで切り込みますから、刃先が床にあたると刃こぼれしないか大変です、また、ほかの人に見られて噂になるとまずいので、すぐにやめました。
改めて師匠のすごさを見せつけられました。
しかし、日本刀のすごさを感じた2回の経験は今も鮮明に美術として、実戦として覚えています。
なお、この日の練習は終始刃物を持った相手との対処について行い、なんと最後に師匠が僕に刃渡り20㎝以上もある短刀(本物)で顔面を突いてこいというのです。
心の中では「勘弁してよ!」「他の先輩にしてよ」「何かあったらどうするんだよ」「まいったな!」
叫んでました。続く・・
師匠のエピソードは、たくさんあります。
そのうちに投稿しますね。