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蛙化現象!片思いの人が好意を示してくれた途端に・・・

蛙化現象! 好きなってくれたのに

蛙化現象は女性の7割は経験したことがあるといわれている。

「片思いで、好きで好きで夢にも出てくる相手が、好意を示され両想いになると途端に相手のことが気持ち悪く思えたり、気持ちが冷めてしまう現象」のこと。

蛙化現象の由来ははグリム童話の「カエルの王さま」だといわれています。


カエルの王さま

「カエルの王さま」あらすじ

ある国の王女が、森の泉に金の鞠を落としてしまう。そこへカエルが「自分を王女様のお友達にしてくれて、隣に座って同じ皿から食事を取って、あなたのベッドで寝かせてくれるのなら、拾ってきてあげよう」と申し出る。王女は条件をのむが鞠を取り戻せた途端、カエルを置き去りにして走って城へ帰ってしまう。

翌日王女が家族と夕食を取っていると、カエルが城に現れて王女に約束を守るように要求する。 王は王女から事情を訊き、約束を守るように命じる。王女が嫌々ながらもカエルと一緒に夕食をとった後、カエルは王女のベッドでの同衾を要求する。王女は恐怖と嫌悪から泣きながら拒むが、王の命令によって寝室へ行くこととなる。

王女は寝室の隅にカエルを置いて一人で寝てしまおうとするが、カエルは「自分をベッドに上げてください、さもないと王に言いつける」と抗議する。王女は腹を立て、罵りながらカエルを壁に叩きつけようとる。するとカエルの魔法が解け、立派な王子の姿に戻る。これまでの無礼を詫びた王の求婚を受け[要出典]、間もなく二人は仲良くなり、婚約をする。

しばらくして、王子の国から忠実な家来のハインリヒが馬車で迎えにやってくる。ハインリヒは王子がカエルになってしまった折、悲しみに胸が張り裂けそうだったので胸に3本の鉄の帯を巻き付けていたが、無事人に戻ることのできた王子と花嫁と共に祖国に戻る道中、鉄帯は喜びによって1本ずつ大きな音をたてて弾けて外れていく。

参考:吉原高志、吉原素子, 1993年.『グリム〈初版〉を読む』 

この童話では、嫌いだったが好きになるという話ですが蛙化現象は、この逆で相手のことをきだったけど嫌いになります

心理学用語一つにもなっている「蛙化現象」が起こる要因はいろいろあるようです。

蛙化現象になる女性の共通点は

自分への評価が極端に低い
自分は愛される資格などない人間だと考えてしまい、自分に好意を持つ人に気持ち悪い人と認識してしまう。

恋に恋する・理想や幻想とのギャップ
片思いの時は理想な人だけど、現実には悪い面も見えてきて、そのギャップが大きくなり気持ちが冷めてしまう。

経験不足からの違和感
恋愛経験が少ないと、楽しいはずのデートも手をつないだ時に「ドキドキ」ではなく「し気持ち悪い」と違和感を覚え「好きでときめくと思ったのに」と気持ちが追いつかないで苦しんでしまう。

蛙化現象は大恋愛前の通過点として自分と向き合い、グループで異性との交流を通して場に慣れていく方法もいいかもしれません。

信頼のおける友達や先輩に相談することもおすすめです。

自分は克服できると考え、たまには休みをとりながら蛙化現象を乗り越えて、素敵な恋愛を楽しみましょう。

参考:LAURIER PRESSweblioEveEve

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