嫌なことを忘れる方法の極意

嫌なことを忘れる方法
良いことが続くことは少ない世の中ですね。
嫌なことにも向き合って暮らしていかなければなりません。
しかし、会社で上司に無理難題や理不尽なことを言われたりするとその日はずーとそのことを引きずって、ブルーな気持ちで過ごすことになります。

ブルーな気持ち
その日だけではなく「なんで自分だけが、こんな思いにならなくてはいけないのか」と何日も考え込んでしまうこともあります
心のコントロール
自分の心を気持ちをコントロールするのはとても難しいことです。
それは、眠れないときに、眠ろう眠ろうと無理に心に押し付けてしまうと、ますます眠れなくなるのと同じです。
だれしもが、自分は悪くないと考えますまた、悪くない理由を考え、自問自答をくり返すのです。
さらには、その時の状況を振り返り「あの時どうして私は・・・をしたんだろう」と後悔し、心の動揺を悪化させます。
そのような、嫌な記憶を消す方法は
- 嫌な記憶を積極的に忘れることです。
- 忘れようと意識し努力することです。

心のコントロール
ただし、そのことを思い出すような忘れ方ではなく、全く関係のない映画を見たり、TVなどのバラエティー番組を見る。
好きな本を読んだりゲームをしたりして、気分を変える。
シャワーを浴びると過去の認知が弱まるとされています。
その嫌なことを日記に書き、心を軽くします。
それぞれに合ったやりかたで、嫌なことを忘れるようにし、それぞれが終わったらそれからはそのことについては考えないようにすることが重要なポイントです。
たいがいは、外からの働きかけによって心が動きますね。
たとえば、お蕎麦屋さんと洋食屋さんがあるとどちらにしようかなと心が動きます。
こんな小さなことでも心は動かされてしまうのです、ましてや身にふりかかる大事なことではかなりの動揺をするわけです。
「心こそ 心迷わす心なれ 心に心 心ゆるすな」
の言葉があるように、心で心を制御することはとっても難しいことなんです。
シロクマ実験
心理学の実験で有名な白熊実験
「シロクマのことだけは考えてはいけない」の心のコントロールの仕方です。
A、B、C 3つのグループにシロクマの写真を見せて
- A:シロクマの写真を覚えておいてください
- B:覚えても覚えなくてもどちらでもいいです。
- C:シロクマのことだけは絶対に考えないでください。
と話をしました。
シロクマ
後日、各グループに聞くと
シロクマの写真のことを一番覚えていたのがCグループでした。
このことは、考えないでと言われると、考えてしまう。
人間の皮肉な心理が働いてしまうことが明らかになりました。
失恋した相手を忘れよう忘れようとすればするほど、忘れられなくなるのです。
あなたは、凍結路面でスリップしたら、どうしますか
1.ブレーキを踏む
2.ハンドルを切る
3. 流れに任せる
ブレーキを踏んだりハンドルを切るとスピンして止まらなくなり危険です。
流れに任せるしかないのです。スピンをしないので止まることを待つのです。
人間もイライラした乱れた心を、ながめてみることが大切な心掛けなのです。