「ベラの法則」ヤンキースのレジェンドの名言
「ベラの法則」
「全てが終わるまで、結果はわからない」
この言葉はアメリカの有名なメジャーリーグ
のヨギ・ベラ監督の言葉です。
(It ain’t over till it’s over.)
この言葉の元は、
「試合が終わるまで、何が起こるかわからない」
と表現をしていました。
スポーツだけではなく試験や時間内で終わ
らせる物事でゴールの時間が近づくとあき
らめの心境になってしまいます。
これではいけません。
当たり前の話になりますが、
勝っていても、負けていても最後の終了
の笛の音が聞こえるまで全力で戦うこと
が大事ですね。
決して気を抜いたり集中力を欠いたりし
てはいけません。
日本の言葉では、
「下駄をはくまでわからない」
と訳されています。
また、最もピッタリくるようです。
逆転のサヨナラ・エラーなんてことも
あります。
しかし、その時、もし走者があきらめて
全力疾走してなければ、アウトになって
しまうかもしれません。
これでは、観客もファンもあきれてしま
いますね。
ですから、守っている側も攻撃している
側も試合に全神経を傾注しなければなら
ないのです。
ヤンキースのレジェンド
ヨギ・ベラ監督は名捕手として有名でした
殿堂入りしたヤンキースのレジェンドです
現役を引退し後に、ニューヨーク・ヤンキ
ースの監督になりました。
彼は試合に負けると腕と脚を組んで落胆し
てました。
ヨギは、本名ではなくその落胆した格好が
「ヨガの業者」にそっくりだというだった
ところから、つけられた「あだ名」なんです
本名はローレンス・ピーター・ベラです。
相当の落胆ぶりですね。
悔しくて固まってしまってたんですね。
そのヨギ・ベラ監督はニューヨーク・ヤ
ンキースの他にニューヨーク・メッツの
監督に就任したことがあります。
その在任中の1973年に、シーズン半ばで
すでに首位から9.5ゲームも引き離されて
いたときに、記者から質問されました。
「今シーズンの優勝はあきらめたのですか」
と聞かれて答えたのがこの言葉でした。
すごいのは、その後、ニューヨーク・メッツ
は勢いを盛り返し、メディアや野球ファンの
予想に反し、シーズン最後の試合に勝ち地区
優勝を遂げ、ヨギ・ベラ監督が記者に言った
言葉どうりになり、世間に証明をしました。
天才選手だったヨギ・ベラは、世界に誇る
おもしろ名言メーカーでもあった。
日本では、長嶋茂雄さんですかね。
ヨギ・ベラの名言
さて、どんなおもしろ名言だったか
- 「僕はいつも、1時から4時までの2時間、昼寝するんだ」
- 「ベースボールにおいて必要なものの90%は精神・
残りの50%は体力だ」 - 「じっと見ることで、たくさん観察できる」
- 「電車を乗り間違えることがわかってたから、早く家を出たんだ」
- 「スランプなんかじゃない。バットにボールが当たってないだけだ」
解釈は、あなたにお任せいたします。
このベラの法則はスポーツだけではなく、
ビジネスや人生においても当てはまります
どちらかと言えば、スムーズに事が運ぶ
ことは少なく、ミスったり、何度やっても
うまくいかなかったり、泣きたくなること
が多い世の中です。
そんな時でも、その苦難の道を諦めたり、
やけくそになったり、ひるんだりしないで
できることを信じ、チャンスと思い、ベス
トを尽くすことが大切です。
名プレーヤーの言葉だから、練習に練習を
重ねてきた人だから、真剣勝負を積み重ね
た人だけに言葉に重みがあります。
参考:「〇〇の法則」辞典、Wikipedia、