カピバラは世界最大のネズミさん
ネズミの仲間の「カピバラ」は
げっ歯目と分類される「世界最大の動物」です。
- 豚のようにコロコロして平均体重は約45㎏
(大きいカピバラはなんと、70㎏で人間並みです)
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- 鼻の先からお尻まで約 1.2m
- 地面から肩まで約52㎝
愛嬌のある顔で、いつも温泉につかりボーっとしている可愛らしいイメージですね。
しかし、和名はこわもての「鬼天竺鼠」(オニテンジクネズミ)です。
なんだか、どこかで出てくる仏像の名前のようです
大きな体にあわせて、大人のカピバラはたわしのような5㎝と長くてかたい毛が地肌が見える程度に生えている。
ねずみの仲間なのに、尾っぽがなく、指の間には小さめな水かきがついています。
カピバラの鳴き声
カピバラは状況に応じて鳴き声が変わります。
リラックスしているときなどは、「キュルキュル」と鳴きます。
危険を感じているときや怒っているときは「ゴッゴッ」と
言うような咳をしているような鳴き方をします。
警戒しているときは「ピャッピヤッ」と言うような鳴き方です。
「カピバラ」という呼び方はスペイン語。
飼育している「カピバラ」の寿命は10年以上生きることもあるようだけど野生だと5年~10年だそうです
意外と短いですね。
カピバラの特徴
「カピバラ」の生息地はは南アメリカのパナマからアルゼンチン北東部にかけて、主に、湖、沼、川の
ほとりの水辺や草原や湿地帯に生活しています。
それだけ、水は「カピバラ」にとって大事な場所で、排泄や交尾も水中で行い避難場所でもあります。
動物園の飼育舎には必ずプールや池のような物が設置されて泳いだり水浴びしたりして楽しんでいます。
まつげが長くてかわいいですね。
カピバラは人間だけでなく、ほかの動物たちからも愛されていて性格は「温厚」につきるようです。
横たわっている体の上を鳥が乗っても、猿に囲まれても平気で、ワニとも仲よくできるそうです。
いやなことをされた 時に、することは一つだけです。ただひたすら走って逃げるだけなのです。
その時の走るスピードは、最大時速50㎞で早い!
カピバラはカピバラ同士でも仲がよく、血縁関係のあるメスが共同で子育てをして、赤ちゃんはどのメスからもお乳をもらえる。
些細なことにはまったく気にせず、愛情は谷のように深い。
カピバラという名前には、現地の言葉で「草原の支配者」という意味がある。
カピバラからの教えは、だれとでもよい関係を築ける人は
平穏でゆとりのある人生を送ることが出きることですね。争いごとからは逃避して、だれとでも仲よく
接する事が大事ではないでしょうか。
カピバラはカバと同じで1日の大半を水の中で過ごす半水生の動物なので、「南米のカバ」や「水の豚」とも呼ばれることもある。
やせのカピバラは臆病性な性格をしているが、本来、なつきやすく飼いやすいのでとても人気がある。
日本ではペットとして飼えるので、庭がある方は池を作り飼育してはいかがでしょう。
カピバラの番外編
カピバラの毛皮を「カーピンチョ」という。
ベネズエラでは食用にもなっていて
マクドナルドのハンバーガーに一部使われた。
秋篠宮家で飼育されたことがある。
赤ちゃんの面倒をみるのは父親。
外敵に襲われると、子供の周りを大人が囲むように盾になる。
参考:LIFE(麻生羽呂・篠原かおり著)、PetPedia