ピンポン球と卓球
ピンポン球
オリンピック・パラリンピックで正式
競技の「卓球」があります。
その卓球競技のことは「ピンポン」と
は言いませんね。
しかし、ピンポンは世界中に広められ
た言葉なんです。
ピンポンのことと由来
ネットを張ったテーブルを挟んで競技者が相対し、
ラケットでセルロイド製のボールを打ち合い得点を競う球技
引用:語源由来辞典
これは、卓球も同じです。
ピンポンの由来は
ピンポンは、1890年代にイングランドのジェームス・ギブが、
引用:語源由来辞典
アメリカでセルロイド球を見つけて持ち帰ったことが始まりです。
ギブは上流階級の間で流行っていたバドミントンの前身にあたる
「バトルドア・アンド・シャトルコック」のラケットで、
セルロイド球を打ってみたところ、テーブルに弾めば「ピン」
ラケットに当たれば「ポン」という音がして、打ち合うことを非常に面白いと感じた。
ギブはこれを、遊技用品とスポーツ用品の会社を経営していた隣人の
ジェームス・ジェークスに紹介した。
ジェームスもこれを絶賛し、「ピンポン(ping−pong)」という名を世界中に商品登録し
1898年にはボールとラケットをケースに入れて、「ピンポン・セット」と名付け発売した。
つまり、ピンポンは商品名であり、語源は「ピン(ping)」と「ポン(pong)」という音です。
「ピン」「ポン」と音を出すにはゆっ
くり競技をしないと出ませんね。
「table tennis」テーブル・テニスが、
卓球の英語での正式な名称になります
日本語では古く1921年に城戸尚夫とい
う方が「卓球」と和訳しています。
100年も経過しているのに、いまだに
ピンポンという言葉が、それこそピン
ときますね。
分け方としては、競技や大会などでは
「卓球」と呼び、それ以外の遊びの時
は「ピンポン」と呼んでいるようです
したがって、競技としての卓球をピン
ポンと呼ぶとその選手に対して卓球が
下手だということになるので注意しま
しょう。
「ピンポン玉」
世間一般では、もちろん自分も卓球の
ぼーるのことを「ピンポン玉」と呼ん
でます。
卓球をやっている人は「ピンポン玉」
とはほとんど呼ばずに「ピン球(ぴん
きゅう)」や、単に「ボール」もしく
は「球(たま)」と呼んでます。
- 直径は40mmでセルロイドでできています
(近年はプラスチックです)
- プラスチック製のシートを
1枚1枚手作業で計測する。
- 機械で押し出して半球に成型をする
- バリや不要なところをカットする
(この辺の半球にする情報は企業秘密です
- 2つの半球状のカップを機械で接着する
(最近のボールは継ぎ目がない)
- 一定温度で15日間保管する
- 品質チェックはダブルで5工程を行う
- 重さは2.68g~2.76gの範囲
- 色は通常、白かオレンジです。
- ボールには★印の品質を表すマークがついている
ものもあります。
4段階で表示してます。
★★★:スリースター
一番品質の高いボールで試合に使われます
★★:ツースター
3.★:ワンスター
4.(★なし)
レジャー用や練習用に使われ
「通称:トレ球(とれきゅう)」と呼ばれている
★なしのボールでも低品質なボールではなく
一般では充分問題のないな品質です。
卓球のイメージは暗いイメージでした
が、福原愛選手や石川佳純選手、水谷
隼選手らの活躍で 熱いスポーツ として
認識が変わってきました。
以前に卓球カフェで遊びましたが
面白かった。
また、やりたいな。