しっかり目を開けて夢を見よう

最近のブレイクキーワードはNEOカレーパン

2022.06.09

不動の人気の「カレーパン」は食べてますか。

カレーパン

カレーパンの定義はないのですが、日本カレーパン協会は以下のように言ってます。

カレーがパンに包むまたは乗せられており焼くもしくは、揚げたもの。

カレーパンとはカレーを具とする惣菜パンの一種である。

引用:日本カレーパン協会

カレーの歴史は

まずカレーパンの中身のカレーですが、日本で人気のカレーは、インド料理の代表的なものだから、インドから伝わったと思ってましたが、実は、イギリスから明治時代の文明開化と共にに日本に伝わったといわれています。

インドからイギリスに伝わり(伝わったときは、すでにお米の上にかける料理として)、イギリスではすでにカレー粉も販売されていた。

カレーライス

お米を主食にしている日本と相性が良く、受け入れられたかもしれませんね。

明治の末期には、カレーうどんカレーそばなどのメニューが大衆食堂にも並び、学校給食のメニューにも加えられるなど、さまざまな形でカレーは広まっていきました。

カレーパンの起源

ではカレーパンはいつ頃に出来たのか、起源については諸説あります。

  • 東京都江東区にある「名花堂」(現:カトレア)2代目の中田豊治が1927年に実用新案登録した洋食パンが元祖と言われることが多いようです。
  • 1934年に創業した練馬区の「デンマークブロート(デンマークベーカリー)」が最初にカレーパンを発明したという説もあります。
  • 大正5年(1916年)に新宿中村屋が迎えたインド独立運動家ラス・ビハリ・ボースが同店に純インドカレーを伝え、これにヒントを得た相馬愛蔵によって発明されたという説も存在する。
カトレアのカレーパン

この時代には洋食の普及が加速的に進み、日本人に合った味を追求したり、新しい食べ物の開発も盛んだったので、同時並行で生まれたのかもしれません

カレーの業界では1950年ごろにカレー粉に次ぐ国内の食品メーカー各社が固形即席カレー(カレールウ)の発売により「即席カレー戦争」とまで呼ばれる各社の開発戦争が始まった。

カレールー

これまでの固形即席カレーは固いせっけんのようだったが、「板チョコのようなプレート状で、そのまま鍋に入れても溶けるようにした」(江崎グリコ)「ワンタッチカレー」が発内され簡単に料理ができるようになった。

その後は、各社の努力により風味も多様化し味の変遷を経て栄養価の高い国民食としての地位を確保している。

2020年の終わりごろから語られ出した新しいカレーパンのキーワードは「NEOカレーパン」です。

「NEO(ネオ)カレーパン」とはNEO=新しいということで、今までのカレーパンのイメージを払拭した、新感覚のカレーパンです。

例えば

  • 揚げないカレーパン」:クロワッサンのなかにオリジナルカレーが2種類入ってます。
  • 幻のカレーパン」:一口目からカレーに届くようにと、中には最高級のA5ランク黒毛和牛を使用したカレーがぎっしり!
  • 「Zopf(ツオップ)」オリジナルカレーパン:表面はザクっと中はもっちりとした甘めのパン生地の中に、牛挽き肉をたっぷり使ったスパイシーなカレーが入った病みつきになる逸品です。
  • 「ステーキカレーパン」は、贅沢にもステーキが3枚も入った、スパイシーな逸品。
    なんと8時間に5,947個販売したという(売上個数世界記録)
  • 「青い富士山カレーパン」:富士山に見立てたカレーパンは、パン生地だけでなく中のカレーも真っ青!山頂の白い部分はココナッツフレークを使って表現し、カレールーにもココナッツが入っています
  • ザックザクカレーパン」衣には粗めのクルトンをたっぷりと使うことで”北海道でもっともザクザク食感なカレーパン”を実現。
青い富士山カレーパン

子供や女性に合わせた優しいカレーパンや激辛カレーパンなど工夫を凝らしたカレーパンはこれからもますます進化してます。

日本人1人が1年間にカレーを食べる平均回数は78回。月間で6.5回、つまり1週間に1回以上は食べている計算になります。さて、カレーパンはどうだろう。

参考:日本カレーパン協会NAVITIMEWikipediaじゃぱん裏読みWAVE

関連記事

コンテンツ