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三十三種類の姿に変身するという観音様とは

観音様を拝みに出かけますか、僕は鎌倉の長谷寺や大船の観音寺にはよくいきます。
日ごろは、日本3大観音のひとつ、浅草観音でお参りすることが多いです。

日本3大観音は

  • 浅草観音金龍山浅草寺(きんりゅうざんせんそうじ)本尊は聖観世音菩薩
  • 大須観音(おおすかんのん):北野山真福寺宝生院、本尊は聖観音
  • 津観音恵日山観音寺大宝院(えにちざんかんのんじだいほういん)本尊は聖観音菩薩
    と、それぞれ由緒ある寺院です。

    浅草寺

観音像には基本となる聖観音(しょうかんのん)があり、その他、十一面観音、千手観音、如意輪観音など、変化観音とよばれる多くの像があります。
正式には、観世音(かんぜのん)菩薩とも観自在(かんじざい)菩薩ともいわれますが、観音菩薩が一番知られている名前です。

菩薩というのは、如来になるために修行中の身で、世の中のありとあらゆる人を救い、人々のあらゆる願いをかなえるという観点から、多面多臂(ためんたひ)の超人間的な姿に表されることが多い。
多面多臂:臂は腕のことで、顔と腕が多い)

観音様はおじいさんやおばあさん、子ども、兵士、お坊さんや、恐ろしい鬼や美しい天女など、臨機応変に33 種類の姿に変身します
その元となったのが三十三応現身像と言われている。 応現身とは相手に応じて様々な姿に変わることをいう。
三十三応現身像:利益をもたらす仏像として古くから信仰されてきた三十三観音の原型であり、観音菩薩が様々な姿に変化して現れたそれぞれの姿を象った像のこと)

三十三観音」や京都の「三十三間堂」などの「三十三」という数字はこの三十三身に由来しています。

三十三のの意味が分かりましたね。

鎌倉の長谷観音の本尊は「十一面観音像」で、右手に錫杖を左手に蓮華の花瓶を持ち、蓮華座ではなく岩座に立つという独特の像です。仏師の稽文会(けいもんえ)と稽主勲(けいしゅくん)という二人が、一本のクスノキから二体の十一面観音像を彫り上げた。
木造では日本最大級の仏像で、高さ9.18メートルあります。

鎌倉・長谷観音

十一面の内訳は

・前3面:(菩薩面:慈悲の表情)穏やかな佇まいで善良な衆生に楽を施す、慈悲の表情。慈悲面とも
・左3面:(憤怒面:しんぬめん)眉を吊り上げ口を「へ」の字に結び、邪悪な衆生を戒めて仏道へと向かわせる、憤怒の表情。
・右3面:(狗牙上出面:くげじょうしゅつめん)結んだ唇の間から牙を現し、行いの浄らかな衆生を励まして仏道を勧める、讃嘆の表情。
・後ろ1面:(大笑面:だいしょうめん)悪への怒りが極まるあまり、悪にまみれた衆生の悪行を大口を開けて笑い滅する、笑顔。
・頭上:(仏面)究極的理想としての悟りの表情
(本面を合わせて11面の場合もあります)
となっているようで、とくに「後ろ一面の大爆笑している」が、何かなと思いますね。これは、悪行を笑い飛ばして善行に導きます。

それぞれの複雑な表情は、その深い慈悲により衆生から一切の苦しみを抜き去る功徳を施します

大船観音

先日は、大船の観音様に行ってきました。慈悲にあふれる柔和な姿で、出迎えてくれて心が洗われるようでした。

参考:Wikipediayoritomo長谷寺仏像

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