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老舗企業

世界の老舗企業の80%は日本ってすごいです

世界の老舗企業のベスト5はすべて日本企業です。
日本は世界に冠たる「超老舗大国」なんです。
そんなことを少しまじめに考えてみました、

老舗の企業の特徴は様々な伝統を持っていることで、
これが様々な面で良い方向に働いていることも多いの
ですが、現代社会の中では悪い方向に働いてしまう
ことも少なくありません。


老舗

伝統的な方法で長く企業の繁栄を続けてきた場合ほど、
新たな時代の様々なスタイルに迎合できずに古くから
の方法を貫いてしまうことがあり、これが問題を生み
出してしまうこともあるため注意が必要です。

日本には老舗の企業が非常に多く、その歴史が長い
ほど社会的な信頼を得ていると言う場合が少なく
ありません。

特に大手の取引先等は会社の歴史などを非常に重視
する傾向が強くなっており、新たな取引先を選ぶ
際には歴史の長い企業を選ぶことも多くなっています。

社会的に信頼を得ていることや実績があると言う
ことがその主な理由ですが、様々な面で問題を
発生させることもあるので注意をしなければ
なりません。

老舗企業の問題点

老舗の企業の問題で最も多く見られるのは、
仕事の進め方が周囲が大きく変化しているのに
これに対応できないと言うことです。

特に急激な変化に対しては様々な仕組みを
変更することが難しく、またこれまで長く
培ってきた実績があるためにこれを捨てる
ことができません。

これが顕著に表れているのが近年のコロナ
ウィルスの蔓延によるリモートワークへの
対応です。


リモートワーク

大手企業ほどこれに対する対応が非常に
難しくなっており、会社に出社をしなければ
ならない状況が生み出されていることが多く
なっているのが実態です。

毎朝メンバーを集めて朝礼を行うことが
しきたりとなっていたり、直接会話をする
ことで自らの威厳を示し部下に対して情報を
展開することに慣れている場合には、リモート
ワークで部下の状況を管理することができない
と考えているケースが多いのです。

そのため、様々な状況の中でも出社することが
最も重要であると考えている上司も多く、その
ために様々な問題を引き起こしていると言う例も
少なくありません。

これは取引先との様々な契約の場合でも現れる
ことが多くなっています。

世の中には多くの老舗企業が存在しており、
これらの間では契約書は実際に書面を利用して
お互いに記名捺印をし取り交わすことが一般的と
なっているのです。


印鑑

以前から環境対策やシステムセキュリティーの
観点、もしくは様々な手続きの簡略化のために
電子書類を利用することが推奨されており、
これによって法律的にも契約が成り立つことが
認められていますが、それでも古くから行って
きた書面による契約取り交わしでないと納得
できないと言うケースも少なくありません。

そのためこれらの旧態然とした振る舞いが
時代にそぐわないと言う状況になっている
ケースも多くなっています。

経験と豊富な知識

しかし、老舗企業にはこれまで培ってきた
経験や様々な時代を生き抜いてきた知識も
多いため、これらを有効に使うことで非常に
効果的なビジネスを行うことができるのも
事実です。

その伝統を守りながら新たなものを積極的に
吸収していくことが、今後これらの企業が
勝ち抜いていくための重要な要素となると
考えられます。

日本で一番古い企業は「金剛組」です。
建設会社で578年に四天王寺建立のため
聖徳太子から招聘され、百済人の金剛重光が
設立したという。

なんと、創業1400年になります。

気が遠くなりますね。

参考:batonz

 

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