スピンオフの作品は多様にあるんですね
スピンオフの作品の定義は
「派生する」「副産物」などと言われてます
日本ではスピンオフというと「テレビドラマなどの作品で好評だった配役を活かした派生した作品」として使われていることが多い。
例えば、日本映画のスピンオフ作品の先駆けは1963年の東永映画「人生劇場 飛車角」で監督は沢島忠・主演俳優は鶴田浩二といわれこの映画は自分も見ました。
映画を見終わって映画館を出てくる人たちは皆さん肩を揺らしながら鶴田浩二似の任侠がたくさんでてきました。
この作品は、尾崎士郎の自伝的小説「人生劇場」が7回も映画化されていた。
しかし、「今までと同じではあたるまい」と当時の東映の岡田プロヂューサー(のちの東映の社長)が脇役の侠客の飛車角を主人公として上映し大成功を納め、東映の任侠路線として主力となった。
スピンオフ作品は、他にもたくさんあります
例えば
「まことちゃん」作者:楳図かずお ギャグ漫画「アゲイン」より
「アカギ」 作者:福本伸行 「天 天才通りの快男児」より
「鉄腕アトム」 作者:手塚治虫 「アトム大使」より
「志村けんのバカ殿様」:「8時だよ全員集合」より
「ぽつんと一軒家」:「人生で大事なことは〇〇より学んだ」より
「必殺!三味線屋・勇次」主演:中条きよし「必殺シリーズ」より
「追跡者」:「逃亡者」より
出典:スピンオフ作品一覧
ビジネスの世界でのスピンオフは
既存の企業や組織の一部門やアイデア・研究を分離して独立または子会社化、別の企業や別の組織とすること。
この時、親会社との資本関係があるなど親会社との関係が深い会社をスピンオフという。
親会社との関係が薄い別会社を興すことをスピンアウトとして区別している。
宇宙で生まれた新技術
未知の世界の宇宙への進出には常に新しい技術が必要です。
1958年に設立されたNASA(米航空宇宙局)は宇宙への壮大なチャレンジのために新たな技術で宇宙で必要なものを次々に開発してきた
こうして生まれた新しい技術は、宇宙開発だけにとどまらず日常の生活のさまざまな場面で大活躍をしています。
このことを スピンオフ(SPIN OFF=技術移転)と呼ばれるものです。
例えば、医療機器や照明装置などで使われる、レーザー技術は、アポロ計画のときに、地球と月の距離を正確に測るために生まれた技術です
スペースシャトルの宇宙服の技術の応用として足への衝撃が少なく、ジャンプ力の高いバスケット・シューズが開発されています。
スペースシャトルの搭乗員どうしの通信システムとして開発されたワイヤレス更新システムから、テレビのリモコンなどさまざまなコードレス製品が商品化されています。
さらには、コンピュータの高性能化、小型化はこの宇宙開発で生み出されたIC(集積回路)のおかげなんです。
2020年版では
- ロボット制御による外科手術への応用
- ドローンを遠隔操縦できるツール
- レーザーを使用したハイスピードカメラによる自動車・潜水艦の自動運転・操縦支援
など、公開されています。
出典:sorae
技術の応用は範囲が広く、医療・交通・防犯防災・情報技術・エネルギー・工業と多岐にわたり紹介されています。
今までもたくさんの技術が利用されていてこれからも何が出てくるか楽しみになります。
フリーズドライの宇宙食もその一つです。
ハングライダー
ゴルフボール
カーナビゲーション
サングラス
セラミックス
浄化装置
電気自動車
エアバッグ などほんの一部です
参考:キーワードスピンオフ、Wikipedia一覧、weblio、TRSANS,