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日本三大聖地とは

日本三大聖地と呼ばれる地は、

  • 宮崎県の高千穂(たかちほ)です
  • 島根県の出雲大社(いずもおおやしろ/いずもたいしゃ)です。
  • 三重県の伊勢神宮です。

日本人の心の奥底にはいつでも、「先祖がえり」をする特徴がある。

神話が現代まで生きつづけることができるのも、この原始的な固有信仰を基盤としてあるからだといわれている。

日本の聖地には、日本神話の神様が降り立った場所や活躍した場所を神聖な場所と位置づけ、今でも神社などをお祭りしています。

天孫降臨

創作された日本神話は、伊勢神宮の信仰を布教する「伊勢御師・いせおんし」の活躍があり、日本神話は日本人の共通の知識となっていった。

平安時代や鎌倉時代には、和歌山県の熊野本宮・新宮・那智の三山信仰の熊野信仰が盛んで、熊野御師が全国をまたにかけ宣伝して歩いた。
それは、熊野比丘尼(くまのびくに)と呼ばれる女性の僧侶の活躍も見逃すことはできない。

そのあとを受けて、室町・江戸時代には伊勢の内・外宮の御師が伊勢のカミの威力を宣伝してまわった。伊勢の比丘尼の活動もすさまじかった。

私は、三大聖地の伊勢神宮に行ってきました。

伊勢神宮

お辞儀をして、一歩参道に入ると空気が違います。清々しいというか、どこかピンと張りつめた気持ちになったのです。

伊勢神宮は、日本神話の最高神である「天照大御神・あまてらすおおみのかみ」をお祀りし、皇室の「御祖神・みおやがみ」であり、日本人の総氏神のように崇められ日本で最も高い格式を誇っています。

伊勢神宮は五十鈴川の川上に鎮座する内宮(皇室の祖先で太陽神である天照大御神を祀っている)
山田の原にある外宮(食の世話をする神様として外宮に豊受大御神(とようけのみかみ)が祀られています)

この両正宮を中心に広大な敷地の中に建つ全百二十五社の総称です。

京都あたりでは「お伊勢七度、熊野へ三度、愛宕さんへは月まいり」とうたわれていて、参宮道者は全国からあつまった。
江戸時代には「お陰まいり」と呼ばれる爆発的な参宮の流行があり、文政13年(1830年)には 400万人以上の参拝者があったという。

お陰まいり

ちなみに、平成25年(2013年)の参拝者数は1420万人で東京でデズニーランドの次に人々が訪れたことになるようです。

伊勢信仰は庶民の古代伝承の想像世界に思いをつのらせ親近感、信頼感を生み、それぞれの村の生活の中で、生き生きとつづけてきた現実の固有信仰も基本はひとつです。

日本の神話を話す場合に伊勢をわすれてはならないのです。

伊勢神宮の「贄(にえ)の海の神事」こそ、日本神話の謎を解く鍵とされている。
それは、伊勢神宮に供えるために,毎年6月15日に二見の浦の神崎で牡蠣(カキ)・海松(ミル)などをとった海神事のこと。

伊勢神宮の参拝は ”下宮先参り” と呼ばれ、下宮を先に、内宮をそののちにお参りするのが普通です。
いずれにしろ、玉砂利を踏み五十鈴川で心身を清め、太古のそのままの神気に満ちた森を歩むと大きな生命の息吹を感じられます。

そうそう、カメラを持ってあちこち神宮の森や社を写したのですが、すべて露光オーバーで写ってなかったのです。
何かあるかなと、しばし考えさせられました。

また、行きたいです。

 

参考:日本の神話(筑紫申真著)、日本人論(渡部曻一著)、ライフハック&開運ラボ

 

 

 

 

 

 

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