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動物園の人気者は絶滅危惧種

増える絶滅危惧種

絶滅危惧種とは絶滅の危機にある生物種
のことです。

環境省は2020年に「環境省レッドリスト
を公表した。

レッドリストとは、絶滅のおそれのある
野生生物の種のリストです。

国際的には国際自然保護連合 (IUCN)
作成しています。

国際保護連合会 (IUCN)が絶滅危惧種の
レッドリストカテゴリー規準は、

地球規模で高い絶滅のリスクにさらされている
生物種(種)のこと

で、絶滅危惧種でとくに深刻なものとして
次のように3つのカテゴリーに分類してます

  • CR : ごく近い将来野性での絶滅の危険性が極めて高い種
  • EN : CRほどではないが近い将来野性での絶滅の危険性が高い種
  • VU : 絶滅の危険性が増大している種

に分類されています。


ジャイアントパンダ

たとえば、環境省と国際自然連合(IUVN)
が独自に評価したものには

  • CR(近絶滅種)
    ニシゴリラ、スマトラトラ、クロサイ
    イタセンパラ、ツシマヤマネコ、ラッコ
    オラウータン、イリオモテヤマネコ
    ヒゲサキ、、ニホンアシカ など
  • EN(絶滅危惧種)
    トラ、マレーバク、メキシコウサギ
    ペンギン、、ニホンウナギ、アジアゾウ
    クロマグロ 、キタホワイトペンギン
    コビトカバ、メキシコウサギ など
  • VU(危急種)
    ジャイアントパンダ、ホッキョクグマ
    アオウミガメ、ジュゴン、ツキノワグマ
    オオアリクイ、インドサイ など 


    トラ

EN(絶滅危惧種)100種類以上
にもなります。

この、地球上には3、000万種もの
種数の生物が生息しているものと
考えられています。

いや、もっと生息しているかもし
れませんが、すべての種が存続を
していくことはできません。

国際自然連合(IUVN)が2019年
12月に、絶滅の危機にある世界の
野生生物のリスト「レッドリスト
を発表した。

その最新版によると、調査の対象と
なった11万2,432種の内、絶滅の危
機が特に深刻な3つのカテゴリーの
近絶滅種(CR)」「絶滅危惧種
(EN)」「危急種(VU)」の種数
、30,178種に上りました。

これは、調査した種数の約27%
上りました。

このレッドリストは研究が進めば
さらに多くの種の危機が明らかに
なるものと思われます。

レッドリストの数字は、あくまで
世界全体の野生生物の危機的な現
状を、部分的に明らかにしたもの
で、生息地域などの特定した表現
ではないことに注意してください

したがって、この情報は野生生物
の危機とその度合いを明らかにし
ているもので法的な保護対象など
には関係はありません

いかに情報の基準と見解に合わせ
精度を上げ、地域の野生生物を絶
滅の危機から救うために協力して
役立てることが必要ですね。

さて、2000年以降、日本でも改訂
版のレッドリストが次々に発表さ
れています。

日本の環境省版のレッドリストに
掲載されている種数も、改訂の毎
に増加を続けて、2020年版のリ
ストでは、3,716種が絶滅の恐れ
のある種(絶滅危惧種)として掲
載されました。

主な知られている生物は

アマミノクロウサギ(EN)
イリオモテヤマネコ(CR)
カブトガニ(EN)
クロマグロ(VU)
コウノトリ(EN)
ジュゴン(VU)
トキ(EN)
ラッコ(EN)

詳しくは環境省でご覧ください


イリオモテヤマネコ

密猟や生息地の破壊はもちろんこと
地球温暖化、森林破壊、海洋汚染、
絶滅の脅威が恐ろしいスピードで、
進んでいます。

地球が HELP! と絶叫しています。

まずできることから、小さい一歩
でも必ず大きな力になることを信
じて行動しましょう。

 

参考:環境省国際自然連合(IUCN)WWF JAPANWikipedia

 

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