プロミスリング婚約指輪・結婚指輪

約束の指輪 :プロミスリング
(Prpmise Ring)
愛情と献身を表す形は何百年前からありました。
婚約指輪(エンゲージリング)と結婚指輪(マリッジリング)は古代ローマ時代から愛を示す最も際立った形です
男性が女性に対しプロポーズをする際に用意し、結婚の約束を交わした証と
する。
最近はサプライズな方法でプロポーズをし約束の指輪を渡す傾向がありますね。
一方の結婚指輪は、結婚のしるしとして二人で用意をするものです。

女性だけがつける婚約指輪とは違い、女性も男性もつける結婚指輪は、購入時に二人で支払うのが一般的です。
15世紀から17世紀にかけて、とてもロマンチックに愛情を示す方法で、最も人気のあった方法のひとつは花束の指輪でした。
この指輪には、ロマンチックな詩が刻まれており、指輪と詩の両方に愛する人への献身の象徴的な意味が刻まれています。
これらのリングは現代も依然として、献身を示す非常にユニークな方法として花束の指輪は残っています。
アクロスティックの指輪
花束の指輪に続いては、アクロスティックの指輪が流行り始めました。
アクロスティックとは、各行のはじめの字をつなげるとある言葉になるという戯詩です。
したがってアクロスティックジェリーとは、これを宝石の頭文字でおこなうジュエリーのこと。
歴史に登場したのは、フランス、ナポレオンの時代。
現在でもパリのグランサンク(五大宝飾店)であるショーメが、 皇帝ナポレオンの皇紀ジョセフィーヌの為に献上したブレスレットが初のアクロスティックジュエリーです。
ジョセフィーヌは当時の社交界一の人気者でしたから、またたく間にパリの社交界でアクロスティックジュエリーが流行しました。
言葉に加えて、お互いのイニシャル、大切な記念日(ローマ数字表記)等を指輪に込めて贈ることが習慣化しましたのです。
リガードリング
特に多く刻まれたREGARD(敬愛)という言葉から、アクロスティックリングをリガードリングともいう。
REGARD Ringで使われた宝石は
Ruby:ルビー
Emerald:エメラルド
Garnet:ガーネット
Amethyst:アメシスト
Ruby:ルビー
Diamond:ダイヤモンド

と、言葉遊びのように宝石の頭文字を利用するためカラフルな色合いになります。
リガードリングの一番の人気は横一直線のラインに並べるものです。
他にもたくさんのデザインがあります
歴史的にはヴィクトリア朝の婚約指輪と呼ばれるように婚約指輪に使われたものでヴィクトリア女王の時代に流行して、現代にもこの考えが受け継がれています。
結婚指輪
結婚指輪は13世紀ごろのヨーロッパで一般化し、日本に伝わったのは明治時代後半です。

9世紀にはローマ教皇ニコラウス一世が指輪が結婚の証拠になると認めたという言い伝えが残っています。
日本ではキリスト教式の結婚式が行われるようになって一気に広まり、大正時代に定着しました。
ヨーロッパでは結婚指輪に関する言い伝えがあります。
例えば、「結婚指輪を交換する際に、新郎が新婦の第2関節まで指輪を一気に通すことができれば、結婚生活では新郎が主導権を握れる」、宝石が付いている指輪の宝石が外れるのも、不吉なことが起こる前兆とされていました。
また、 結婚指輪を肌身離さず身に着けるという慣習も、中世から始まったといわれてます。
しっかり身につけていますか。