好奇心が原動力のノーベル賞
好奇心とは
好奇心とは読んで字のごとく「奇なるものを好む」ということ。
特定の対象ということではなく珍しいことや知らないことについて知りたがることです。
具体的にこれがとか何かとかいうより自分が知らないことをひたすら知りたがる性質を指します。
これは人間に限らず比較的知能が高い動物たちでも、そのような行動をすることが見られる。
僕もなんでも知りたいと思う方で雑学的なものも含んでいます。
このことは、歳を重ねるたびに増えていくような気がします。
あなたはどうですか、なんでも知りたい方ですか。
このブログを見ているようなら、間違いなく好奇心を持っていると思います。
好奇心旺盛
「あなたは好奇心が旺盛だね」と言われたことはありませんか。
「好奇心旺盛」とは、さまざまな物事に強く興味を惹きつけられている状態のことです。
好奇心の類語に「興味」「関心」があります。
- 「興味」は
ある対象や状態に、意識的な努力なしにひきつけられ、注意の向いていく、心的傾向。
引用:日本国語大辞典
- 「関心」は
ある者ごとに心をひかれ、注意を向けること。
引用:日本国語大辞典
興味と関心は、心理学や教育学では、同じ意味で用いられている。
好奇心旺盛な人
好奇心が旺盛な人には、その知識を得るために何ものも惜しまないという、一面を持っている。
「探究心が強い」と言えるほど物事の本質を積極的に的に知ろうとする様子がうかがえる。
職場内では周りから好印象で好かれます。
あなたも下記のような当てはまる項目が複数あれば、あなたも好奇心旺盛だということができます。
- いつも前向きでポジティブ
- 見る目が広い
- 集中力がある
- 即実践し、行動力がある
- 人間関係を構築するのに長けている
- 知識や話題が多い
- たくさんの分野が気にかかる
など、いずれも新しいことを知るための行動による特徴です。
仕事をするうえでお客様との円滑なコミュニケーションをとり、信頼を構築するのに役立ちます。
集中力が高いとクオリティも高く短い時間で結果を出すこともできます。
仲間の集まりや、飲み会など面白そうどんなとこだろうとフットワーク軽く出かけます。
ますます「コミュニティ力が高い人」と思われること間違いなしです。
短所
興味を持って集中しすぎると周りが見えなくなってしまうことがあります。
自分勝手になる前に自分の役割を優先する必要があります。
また、興味に没頭している時など、他のことが手につかなくなる人もいて、「同僚に返事をしない」「電話に出ない」などマイナスの点が指摘されるようになります。
- 周囲が見なくなる
- 周りへの迷惑を気にしないことがある
- 飽きっぽい
興味を持ったことならことなら、どんなことにも手を出そうとします。
しかし、それが考えと違ったものであるとサッとやめてしまうことがあり、コロコロと変わるところを見て「飽きっぽい人」と思われることもあるようです。
ノーベル賞受賞の真鍋叔郎教授は
今年のノーベル物理学賞の受賞が決まった真鍋淑郎・米プリンストン大上席研究員はメディアのインタビューに対してこう述べている。
「こんなに大きな結果をもたらすとは思ってもいなかった。
私が面白いと感じたほとんどの研究は、好奇心から始まっている。
大気に何が起きているかを理解するのは難しいが、(コンピューターの)数値実験を繰り返した。
気候変動を研究するのは楽しいし、好奇心を持つことが私の原動力だ」
引用:読売新聞
と今回の受賞の喜びを噛みしめながら英語で語った。
衰えを知らない研究意欲には驚きます。
好奇心があれば繰り返しの実験も苦にならず楽しみながら続けることが出来るようですね。
好奇心を旺盛に持って少々周りの事も気きにせず取り組んでみましょう。
参考:Wikipedia、リクナビ、就活の未来、DOMANI