田舎暮らしにあこがれて
田舎暮らしで手に入るものは?
都会の喧騒から逃れて、穏やかな田舎暮らしにあこがれを持つ人も多いのではないでしょうか?
人付き合いや毎日の生活の中でストレスが溜まってしまうと、どんどん「自分らしさ」が遠ざかってしまうような感じがしますよね。
田舎暮らしをすれば、関わる人も変わるし、空気も美味しい。
何より、自分自身が開放的な気持ちになれる。
だからこそ、自分の内面が変わるような気がする。
そんな「自分らしさ」が手に入りそうな「あこがれ」も少なからずあるのではないでしょうか?
田舎暮らしならではの不便さも
田舎暮らしは都会とは異なり、不便なこともあります。
場所にもよりますが、ほとんどの場合車がないと生活するのが難しいでしょう。
食料や日用品だけではなく、子どもがいる場合は学校などが遠くなることも。
「車があれば問題ない」と思われる方も多いかもしれませんが、それでもやはり都会に比べるとちょっと不便です。実際に移住を夢見ている方はそのことをあらかじめ知ったうえで、住みやすい場所などを探すのがおすすめです。
田舎ならではの「不便さ」が心地よいことも
都会に住んでいる方なら通勤で電車を利用している方も多いでしょう。
毎朝満員電車に揺られて、雑音が響く駅の構内を歩く。
そんな日常が時には良いこともありますが、気付けば四季の景色を見ずに毎日を過ごしているのではないでしょうか?
田舎は不便です。
その代わり、自然がずっとそばにあります。
前を見れば、堂々たる山や澄んだ空が見えることでしょう。
空気も美味しくて、外を歩くのが楽しくなるかもしれません。
日本の四季は、心を穏やかにしてくれます。
そんな光景が日常的に見られるのも、田舎ならではの魅力です。
田舎の「手作り」がささやかな「あこがれ」
コンビニ弁当やスーパーの総菜、忙しい時は楽ですが添加物などがちょっと怖いですよね。
田舎はコンビニ自体ないことも。不便だと思いますか?ですが、だからこそ自分の手で作るものを大事にできます。
土地が広ければ家庭菜園もできますね。
自分で育てた野菜でカレーを作って、家族みんなで食べる。
自分で育てる分、食費もかかりませんし、愛情もひとしおです。
自分で育てた野菜をご近所にお裾分けするのも良いですね。
そんなことを想像したら、田舎へのあこがれが膨らんできませんか?
田舎は人間関係が面倒くさい?
「田舎だと、人との距離が近い分逆に気を遣うんじゃ…。」
そんな風に思うこともあるかもしれませんが、田舎に現在住んでいる人の多くは、昔からずっと住んでいる方たち。
家族や親せき、友人などの付き合いが数十年も続いているので、深い付き合いをしている方が多いのです。
田舎はどの場所でもお年寄りが多い傾向があります。
だからこそ、近所の人が畑仕事を手伝ったり、困った時は助け合ったりしながら、協力し合って生活しています。
田舎に暮らせばそんな人の優しさに救われることも多いはず。
人間関係が面倒くさいのではなく、まわりの人たちを「放っておかない」人が多いのかもしれません。
田舎では、世代を超えた付き合いができる
田舎にはお年寄りが多いですが、近所の子供などは外で遊んでいることもありますし、
地域のイベントなどがあれば、世代を超えて人付き合いすることもあるでしょう。
決まった年代の人たちとしか話してこなかった生活と比べ、あらゆる世代の人たちとの関わりは自分の視野を広げてくれますよ。
ちょっと近所のお祭りに行くだけでも、顔なじみの人と会えるのは安心感がありますね。
お年寄りから生活の知恵を聞いたり、子ども達とあいさつを交わしたり…。
ちょっとした日常が温かく感じられそうです。
自分の時間を大事にできる
まわりの人たちのSNS投稿が気になったり、自分の発言や行動がどんな風に思われているか気になったり…。
そんな毎日だとなんだかせわしないですよね。
田舎は都会と比べてグンと静か。
耳を澄ますと鳥の鳴き声や木々のざわめきが聞こえることもあります。
そういった「音」に耳を傾けると、自然と心が癒されます。
5感で自然を感じると、自分の時間をより豊かにできて、心が一休みできますよ。
自分の時間を大事にできれば、新しい趣味などもふと浮かんでくるものです。
まずはプチ旅行で田舎の空気感を知る
田舎にあこがれはあっても、いきなり「移住」はなかなか決断できないものです。
そんな方におすすめなのが、田舎へのプチ旅行。
2泊3日くらいで気になる場所へ行って、実際にその土地の空気を知ると感じ方も変わってきます。
「もっと知りたい」とあこがれを強くするかもしれませんし、もしかしたら「この場所は合わないな…。」と思うかも。
どちらにしても、一度その土地に行ってみなければ、自分がどう感じるかは分かりません。
写真などで「雰囲気」を知ることはできても実際に空気感を体感するのとはまた全然違います。
少しでも興味がある場所があるなら、ぜひ休日を利用して、まずは足を運んでみてくださいね。