変わり種の武器を持つ可愛い小動物
動物の武器
人には強み弱みがあり、自分の強味をしり発揮することで社会生活での武器となる。
ところで、動物の強みはやっぱり生まれつき持っている武器です。
例えば、
- ライオンなら鋭く長い爪です。
(ネコ科の爪は出し入れができ、入れた状態では約7㎝、出した状態では約10㎝です) - ワシだと空中からの翼、鋭い爪、くちばしも鋭い
- オオカミの牙は口の中にぎっしり生えた鋭い歯。ひと噛みで人間の体を引きちぎります。
- カンガルーは、足が強くて大きな爪があって、キックで人間の内臓を引きずり出せますし、骨だって粉々にできます。
- オスのゴリラの力の強さは人間の6倍。腕は2〜2.5m。人間の両腕なんか一気に引きちぎっちゃいます。
- ゾウは、踏みつけられたら一発です。鼻で投げつけられても一発です。そして忘れがちなのが、ゾウの頭の良さ。
しかし、優しい心の持ち主が多いので助かります。
どんな動物も敵から身を守ろうとします。
小動物の武器
見た目はもこもこした可愛らしい小動物も想像できないような守りの武器を持っています。
- ポット―:
ポットーは子猫くらいの大きさの猿で、のんびりとした動作のため襲われるとうまく逃げられません。そこで先のとがった脊髄骨を浮き上がらせるようにして威嚇します。首のあたりから武器が出てきたようで、敵は驚き立ち去る効果があるようです。
- ヤマアラシ:
世界最大のげっ歯目であるヤマアラシのトゲは、攻撃するためのもので、遠くからでも敵に見えるような色になっています。棘の威力は強力で、内蔵まで到達することもあります。
- カモノハシ:
オスのカモノハシは後ろ足に毒腺を持っていて、犬くらいの大きさの動物なら息の根を止めることができます。
- リス:
ふさふさした尻尾です。リスの学名はSciurus(尻尾の影にいるもの)という意味に由来する
- 暑い日差しの中では尻尾をパラソル代わりにする
- 雪が降る地方のリスは。尻尾を雨傘代わりにして寒さを防ぐ
- 高い木の上から飛び降りるときはパラシュートのように尻尾で風を受けて滑空する
- 眠るときは抱き枕のように抱えて寝る
- 天敵のヘビや鳥に襲われたときは、尻尾を逆立てて威嚇し、どうしようもなくなるとトカゲのように切り離しておとりにして逃げる。
世界各地に分布しているリスは、中世ヨーロッパでは、腹部の白い毛が最高級として重宝され、王族や貴族に愛用された。
リスの場合は可愛いことも武器になるのでしょうか。
興味あるアンケート
「動物と1対1の武器なしの戦いで勝てると思うか」
勝てると回答した率
- 巨大で獰猛なグリズリー(ハイイログマ)に勝てるとアメリカ人の6%が回答
- ゴリラ・ゾウは8%
- カンガルーは14%もの人が勝てると・・・
- ライオンも8%
- ワシに至っては30%
- オオカミ12%
映画のように武器なしでも動物に勝てると思っている人が多いのにびっくりします。
人はほとんどの動物に武器なしでは勝てません。生まれつきの生存能力を兼ね備えたつわものたちですよ、
簡単には倒せません。
最近、ニュースで飼育されていた動物が逃げ出す騒ぎがよくありますね、その時などは近づかないようにしてください。危険ですよ。
ちなみに、ペットとして飼える最大動物はキリンです。
参考:GIZMOOD、GIGAJZINE、Wikipedia