カレーは飲物?和食です
なぜカレーなのかは、わかりませんが海上自衛隊の金曜日の食事はいつもカレーです。
常に海の上で生活をしていると曜日の感覚がなくなり、今日は何曜日だか分からなくなるそうで、曜日の感覚を失わないようにするためだそうです。
なんてことを気ににしていたらもっと他にもありそうで調べてみました。
もともとカレーは、インド料理を元にイギリスで生まれ、日本には明治時代にイギリスから伝わり、日本で独自に変化した料理です。
そのカレーは、イギリスでは「curry and rice(カリーアンドライス)」のほか、「Curried rice(カリードライス)」とも呼ばれる。
日本語では省略して「カレー」と呼ばれることが多くラーメンと並んで「日本人の国民食」と呼ばれるほどとても人気の料理です。
本当かどうか定かではないが、カレーの話が出ると登場するのが北海道の札幌農学校で有名な「少年よ大志を抱け」で教頭先生として赴任したウィリアム・クラークです。
クラーク博士は「学生の体力向上のためにカレー食を勧めた」「ライスカレーという名前を付けた」という逸話が伝わっています。
大正12年にはエスビー食品(当時は日賀志屋)が日本で初めてとなるカレー粉の製造に成功し洋食屋やレストランだけでなく一般家庭にもカレーが食べられるようになっていった。
現在はご存知のように固形のカレールーやレトルトカレーなどの様々なタイプの製品がスーパーの展示台に広く並んでいますね。
銀座のグリルで生まれたカツカレー
銀座のグリルの「銀座スイス」で、巨人軍の千葉茂氏が何度となく訪れていて、ある巨人・阪神戦の前に早く・たくさん食べたいと思いついたのが「カレーライスにカツレツをのっけてくれ!」と言われた「カツカレー」、そんな発想はない時代でびっくりしたが食し、それからメニューに加えたら、あっという間に全国に広まった。
引用:銀座スイスのこと
カレーぱん
決まった定義があるわけではないが、どこを向いても売られている製品は衣をつけて揚げているものが多いですね。
カレーライスのカレーよりも汁気が少なく食べる時に垂れ落ちないように工夫をしている。
起源については諸説ありここでは省略します。
人気の惣菜パンとして、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで結構な価格で販売されています。
「日本カレーパン協会」」があり、毎年「カレーパングランプリ」を開催している。
ちなみに、2021年バラエティ部門の金賞は宮城県仙台市の「Pnsee(パンセ)」の ”牡蠣カレーパン” でした。
カレー南蛮・カレーうどん
見た目がそっくりのカレー南蛮とカレーうどん。
何が違うのだろうと思ったら、カレー南蛮には入っているけど、カレーうどんには入っていないものがあります。
それは「長ネギ」でした。
「南蛮」という言葉は、室町時代からポルトガル人やオランダ人の一行が商人として訪れていて、当時、南の方から日本に来ていたために「南蛮人」と呼ばれていた。
その南蛮人が健康のためによく食べていたのが「長ネギ」で、それを使ったうどんやそばを「〇〇南蛮」と呼ばれていた。(諸説あります)
カレー料理
このほかに、日本独自のカレー料理は多く
- カレーそば
- ドライカレー
- カレーまん
- カレーコロッケ
- スナック菓子
- カレードリア
- スープカレー
などなどカレー味や風味をきかせた料理にはことかかない。
笑い話もあります。
日本の家庭でつくるカレーライスをインド人に食べてもらったら、こんな感想が返ってきた。
「美味しかったのですが、生まれて初めて食べました。何という料理ですか」
インド人もびっくりということでしょうか。
そして、カレーは「和食」です。
参考:Wikipedia、銀座スイス、日本カレーパン協会、暮らしニスタ
まず、現在型のカレーの原型を作ったのは