おにぎり、おむすび、さて違いは
おむすびころりん
おにぎり、おむすび、握り飯の違いは
「ありません」。
一部の地域で諸説あり通説では東日本では「おにぎり」で、西日本では「おむすび」とされることもある。
僕は、小学校の遠足の時にいつもおふくろさんに頼んで特大のおにぎりをつくってもらいました。
おふくろは「これだけでいいの、おかずやお漬物はどうするの」と聞いてきます。
僕は、おにぎりの中に 梅干し、海苔のつくだ煮昆布を3か所に入れて、タクワンと大好きな卵焼きをを別にして欲しいとお願いして持っていきました
このおむすびを平らげることによって早く昼食をすますことができるので、遠足での自由時間を目いっぱい楽しめるからです。
もちろん、おふくろさんのおにぎりは三角の形で整えとてもおいしいので僕の遠足の時の定番品になりました。
今でもおにぎりと卵焼きは大好きで、ときどき海苔でまいたり焼きおにぎりにして、いただいてます。
さて、そのおにぎりですが広辞苑では
- おにぎり【御握り】にぎりめし。おむすび。
- おむすび【御結び】握飯(にぎりめし)のこと。
- にぎりめし【握り飯】握り固めた飯。むすび。おにぎり。
と書いてあります。
結局、呼び方が違うだけで、「おにぎり」「おむすび」「にぎりめし」は、同じものを言っています。
元々は、残ったご飯の保存としてつくったり、持ち歩きの便利さで発達したものです。
おにぎりの歴史
おにぎりの歴史は非常に古く弥生時代からの集落の遺跡から、人の手に握られた痕跡のある塊(かたまり)が出土し「最古のおにぎり」として報道された。
現代型のおにぎりの起源は、平安時代の「屯食」(とんじき)という食べ物だと考えられている。
握り飯は古くから戦場の兵糧(携行食)として大いに重宝された。
日本人のソウルフードのおにぎりは、海苔をまくと手に米粒がつかないで食べられるようになり、海苔はおにぎりに欠かせない食材になった。
明治18年(1885年)には東北本線宇都宮駅で初めて売られた駅弁がおにぎりだったとの事です。
梅干し入りのゴマ塩のおにぎりでタクアンを竹皮につつんで販売したそうです。
1950年代にスーパーマーケットで販売され、その後はコンビニでも販売、おにぎり専門店までが登場しました。
1978年には、セブンイレブンが「パリッコフィルム方式」を開発して、今までしっとりしていた海苔が、パリッとした食感になり、コンビニの主力商品になった。
おにぎりの種類
おにぎりの形には4種類あり
- 三角形:関東地方発祥といわれ、高さの無い三角柱の形。
- 俵 形:米俵と同じ形。
- 円 形:主に東北地方で見られる、高さの無い円柱形。
- 球 形:九州に多い、手まり形。
- その他にも四角形や梅の花形、星形など型に入れてつくる
場合は様々な形のものがある。
おにぎりの具は白飯と相性の良いもので味が濃く、防腐の意味も含まれている、梅干しや削り節、昆布の佃煮が昔からの定番です。
おにぎりの中に具を入れない場合は「塩むすび」と呼ぶ。これも好きです。
2014年の日本での調査では、好きな具は鮭、梅干し、明太子、ツナ、昆布、たらこ、かつお、高菜漬けなどの順番だった。
TV番組の「裸の大将放浪記」で主役の山下清がいつも大きなおにぎりを美味しそうに食べている姿が目に焼き付いています。
大阪に出張したときに大阪駅の地下の食堂で初めて「天むす」を食べて感激したことを思い出します。
あなたも、おにぎりの想い出がありませんか。
これからも、日本人の必ず食べたくなる食のひとつですね。
ちなみに、セブンイレブンとローソンを合わせて年間、30億個以上売れてるそうです。
参考:ごちクル、おにぎりJAPAN、日本おにぎり協会、Wikipedia、