こんなにある日本発祥の料理
街に出るとイタリアレストランや中華料理店、フランス料理、ブラジル料理など各国の料理を楽しむことができます。
実は、本場海外から来たものとばかり思っていたが、これが日本で誕生した物とはしらずに、あとで聞いて驚くことがあります。
そんな日本発祥の料理を調べてみました。
- オムライス
チキンライスを卵で包んだ料理「オムライス」は日本発祥の料理です。名称もフランス語のオムレットと英語のライスを組み合わせた和製英語です。
- エビフライ
イギリス料理の「フィッシュフライ」、いわゆる魚のフライが人気だった。日本人はこれをエビで作ってみたら美味しいのでは?と考え、エビフライという料理を作り上げたとか。
- ナポリタン
名前からイタリアのパスタ料理を思い浮かべますが、トマトケチャップを使った料理は海外にはありません。喫茶店でも提供してますね。
- 肉じゃが
イギリスに留学していた当時海軍中将の東郷平八郎は、現地で食べたビーフシチューの味が忘れられず、軍艦の料理長に命じて作らせたのだとか。しかし、その料理長はデミグラスソースを知らず四苦八苦。東郷平八郎が「牛肉とジャガイモと人参が入ってる」と説明したため、食材のヒントだけを頼りに作り上げたのが、砂糖と醤油で煮込んだ肉じゃがだそうです。
- 中華丼
ご飯の上にとろみの八宝菜をかけた、中華料理店でも人気のメニューである「中華丼」は、日本の中華料理店のまかない飯が発祥とされています。まかない飯から生まれた料理は多いですね。
- エビチリ
「日本における四川料理の父」と言われる四川飯店の創業者の陳建民氏が、乾焼蝦仁(エビを辛いスープで炒めた料理)をヒントに考案したと言われています。人気メニューですね「エビのチリソース」。
- ドリア
熱々こってりなグラタンとご飯を一緒に楽しめる素晴らしいメニューの「ドリア」。
「ドリア」もナポリタン同様に、「ホテルニューグランド」が発祥で、初代料理長を務めたサリー・ワイル氏が考案した料理です。
ある日、サリー・ワイル氏が宿泊客から「体調がよくないので、何かのどごしの良い料理を」と求められ作ったのが、バターライスにエビのクリーム煮を乗せて、ホワイトソースとチーズをかけてオーブンで焼いた料理でした。
- アイスコーヒー
コーヒーを氷で薄めないために瓶にコーヒーを入れて井戸水などに浸けて冷やすスタイルが、日本国内では広まっていました。
関西では「冷コー」と呼ばれ古くから人気の飲み物も日本生まれです。
- 冷やし中華
夏だけでなく1年中食べたい料理です。
発祥は仙台と神田神保町といわれてます。詳しくはこちらから ”冷やし中華”
- コロッケ
明治5年に日本にクロケット(クリームコロッケ)が伝えられたが、日本では乳製品の加工技術が普及していなかったため、日本独自のポテトを使ったコロッケが発明されたと考えられる。
引用:日本コロッケ協会
- 石焼ビビンバ
韓国料理の人気メニューで、専用の石鍋を高温に熱して、そこにご飯やナムル、キムチなどを入れて焦がしながら食べる。
諸説あり真偽のほどはわかりませんが、1970年頃に大阪の在日韓国人が営む韓国料理店で考案されたという説が有力のようです。
- ジンギスカン
北海道のご当地グルメとして有名な羊の肉を焼いた「ジンギスカン」ジンギスカンを焼く時には、中央部が盛りあがった鉄製のジンギスカン専用の鍋が使われます。
- プリンアラモード
カスタードプリンに、アイスクリームやフルーツを盛り合わせてホイップクリームを添えたスイーツです。
「ドリア」や「ナポリタン」と同じ横浜の「ホテルニューグランド」です。当時のパティシエが、アメリカ人将校の夫人たちを喜ばせたいと考案したメニューで、華やかな見た目とアメリカ人でも満足できるようなボリューム感を考えて作られたそうです。
- トルコライス
文字通り、トルコの料理にも思える「トルコライス」は、一つのお皿の上にピラフやスパゲティ、ポークカツなどが盛られたボリューム満点の料理で、長崎県を中心に愛されるご当地グルメです。
- ミルクレープ
何層にも積み重なったクレープと間に挟んだカスタードクリームとフルーツのマリアージュが、とってもおいしいケーキです。
「ミルクレープ」は、西麻布のカフェ「ルエル・ドゥ・ドゥリエール」が発祥といわれています。
まだまだ、たくさんあるようです。
海外に行って ”ナポリタン” を注文しないように注意しましょう。
参考:社会人の教科書、雑学ネタ帳、LIVEJAPAN、TripEditor