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ひとつの行動を変えると他の行動も変わる「ドミノ効果」

ドミノ効果」とは、1つの行動を変えることによって、連鎖反応が起こり、ほかの行動も変わることを言う。

これにはたくさんの研究事例があります。

 

2012年に、ノースウェスタン大学で行われた研究による効果がそれをよくあらわしている。

被験者に対し、食習慣に関する指示は一切支持をしていません。
ただ、ソファでテレビを見ながら無意識でつまみ食いをする時間が減った結果、自然と栄養習慣が改善されたのです。
この研究では、座った姿勢で娯楽に興じる時間が減ると、摂取する脂肪の量が減ることがわかりました。

引用:Lifehacker

人間の行動には連動性があります。

ある女性のケースです。

この女性は、大学を卒業してから25年間、母親やゲストが泊まりにきたとき以外は、ベッドメイクを一度もしたことがありませんでした。

あるとき、一念発起し、4日間連続でベッドメイクを続けました。いつもなら、そろそろ限界がくるころです。

ベッドメイク

ところが、4日目の朝のこと。ベッドメイクを終えたあと、ふと、部屋に落ちていた靴下を拾いあげ、散らかっていた服を畳んでみました。
その流れで、なんとなくキッチンへ行き、シンクから汚れた皿を引っ張り出して、皿洗い機にかけます。
さらに、食器棚のタッパを整理し、豚の飾り物をカウンターに置きました。

みるみるうちに家じゅうが綺麗に片付き、なんだか「私ってなんて大人なの!」と自分が成長した気分になりうれしくなりました。

ベッドメイクが家事の連鎖を起こしたんです」と魔法を使ったような経験をしたと「ドミノ効果」を実感しました。

あなたも自分の生活パターンを振り返れば同じようなことがみつかると思います。
例えば散歩やジョギング、ジム通いなどをするとスッキリして仕事がはかどる、夜もよく眠れるなどの良い結果のドミノ効果がえられます。

しかし、ドミノ効果はよい場面だけではなく、SNSの通知を頻繁にチェックをしていると、それが習慣となり、だらだらとSNSをブラウズし続けることになり集中力の散漫や無駄な時間の浪費になってしまいます。

SNSのチェック

スタンフォード大学教授のBJ・フォッグ氏は、「1つの習慣だけを変えることはできない。習慣は相互に結びついており、1つの習慣を変えれば、ほかの習慣もおのずと変わる」と言っています。

ドミノ効果の3っつのルール

  1. どんなに小さなことでもよいので、最もやる気を感じることから始める
    そして、それを継続して、達成感をえられる。とにかくどれか1つのドミノを倒す。
  2. 1つのドミノを倒した(達成した)勢いで、次の行動につなげる
    これを繰り返すことで、自己イメージも強化される。
  3. 達成可能な小さなタスクを着実に行動することが大事で、結果よりもドミノが進んでいるかが重要です。勢いで次のドミノ、次のドミノと連鎖して倒していくことに気をつける。

ドミノが倒れるのをじっと待っているのではなく、ドミノ効果を自分でつくり出して、新しい生活習慣を連鎖して作り出す。

自分がやる気を感じる良い習慣を連鎖させて続けていくようにしましょう

参考:Lifehacker

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