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日本人の伝統的和食文化の合言葉は「まごわやさしい」

和食の合言葉

まごはやさしい」は、和食の合言葉だと知ってましたか。

私は知りませんでした。この7文字は、日本の伝統的な食材の頭文字を語呂合わせにした合言葉です。
これを取り入れることにより、健康的な食生活が送れると言われています。

特に現代は、食の欧米化が進み、なんでも手に入る時代でレトルト食品やファーストフード店、コンビニなど不規則になりやすく食生活は乱れがちです。

まごわやさしい」を活用してバランスの良い食生活を心がけるようにしましょう。

「まごわやさしい」の7種類

  1. ま:豆
  2. ご:ごま
  3. わ:わかめ
  4. や:野菜
  5. さ:魚
  6. し:しいたけ
  7. い:いも

の略なんです。

この7種類は意外と身近にありますね、そして、いつも食べているようですがバランスや量を考えることが大事なようです。

一汁三菜

日本の一汁三菜は世界でも高く評価され、平成25年(2013年)12月に「和食;日本人の伝統的な食文化」としてユネスコ無形文化遺産に登録されました。

日本食の特徴の一汁三菜は主食、主菜、副菜(2品)、汁物の食事スタイルです。

  • 主食:エネルギー源となる炭水化物を多く含むご飯。
  • 主菜:肉や魚、大豆製品など筋肉や血液の材料なるタンパク質。
  • 副菜:おひたし、煮物、和物(あえもの)などを利用し体調を整えるビタミン、ミネラル。
  • 汁物:味噌汁などから生活習慣病の予防に役立つ食物繊維の野菜や海藻類が補える。
    このように、1食で5大栄養素を摂取できる理想的なバランスの良い食事です。

    五大栄養素

1 糖質(炭水化物):糖質の一種であるブドウ糖は、脳にとって重要なエネルギー源。「炭水化物」は、糖質と食物繊維を合わせたもので主食に多く含まれます。

2 脂質:エネルギー源であり、体の細胞膜や神経組織、ホルモンの材料になります。動物性と植物性があります。

3 たんぱく質:筋肉や内臓、皮膚、髪の毛など体をつくるもとになります。脂質と同じく、動物性と植物性があります。

4 ビタミン:体の調子を整えます。水溶性と脂溶性があります。

5 ミネラル:体の調子を整え、骨や血液のもとになります。

 この五大栄養素のうち、特に重要な糖質・脂質・たんぱく質を「三大熱量素(三大栄養素)」と呼びます。

 一汁二菜を意識した食事は、簡単に栄養バランスを整えることができるので実践してみましょう!

引用:神奈川県

「まごわやさしい」の7種類

」:豆
「畑の肉」とも言われている大豆をはじめ、豆類には良質なたんぱく質が豊富に含まれています。
納豆・小豆・黒豆・グリンピース・高野豆腐・油揚など

納豆

納豆

」:ごま
ごまやナッツ、木の実にはタンパク質が多く含まれています。特にごまにはオレイン酸やリノール酸などが含まれている他、たんぱく質も豊富です。
ごま和えやピーナッツ和えなどは普段の食事にも取り入れやすいです。
ごま・アーモンド・栗・ぎんなん・松の実など

」:わかめ
海藻類は、ミネラルや鉄分が豊富に含まれています。
特に、昆布はカルシウムや食物繊維を多く含む食材で、積極的に摂取したいひとつです。
味噌汁の出し汁を昆布からとり、具材にわかめを入れると最高です。サラダにも活用しましょう。
わかめ・ひじき・のり・昆布・もずくなど

」:野菜
色の濃い緑黄色野菜など、1日に120gほどの摂取が推奨されています。
ほぼ全てにビタミンやミネラルが含まれているので、加熱して量を減らしてたくさん食べるようにしましょう。
緑黄色野菜・淡色野菜・根菜類など

」:魚
言わずとしれた、たんぱく質の宝庫です。特に青魚には、DHAやEPAなどの良質な脂質やタンパク質が含まれています。
肉食がメインとなっている現代ですが、料理のバリエーションも豊富な魚を積極的に摂りましょう。

」:しいたけ
きのこ類には、食物繊維やミネラル、ビタミンが多く含まれています。低カロリーでヘルシーな食材なのでたくさん食べても安心です。和食・洋食・中華となんでもこいの香り高い食材です。
しいたけ・まいたけ・えのき・なめこなど

」:いも
多くの種類がある、いも類は食物繊維と炭水化物を多く含みます。中でもじゃがいもには食物繊維が豊富で、ビタミンCも含まれます。
白米やパンなどの精製したものより、自然のままのいも類が良質で、ネバネバ成分の里芋や山芋がおすすめです。
さつまいも・里芋・長芋・じゃがいも・こんにゃくなど

現代は、ネットでたくさんの食材も取り寄せる事ができ、レシピもたくさんヒットするので、すぐに料理に取り掛かる事ができますね。栄養バランスを考慮して健康な生活を送りましょう。

参考:kurasiru健康長寿ネットmacaroni

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