神秘的なブルームーンが見えるのいつ2023
ブルームーン、青い月と言われると何か神秘的で本当に月が青くなるのだろうか。
英語では「Once in a blue moon」といいフレーズで「めったにないこと」「稀なこと」という意味です。
ブルームーンとは
それもそのはずで、最も一般的な定義は、ブルームーンとは「カレンダー上で、一月の間に現れる2度目の満月」のことを表すからです。
そしてこのことは数年に一度しか見ることのできない、希少な満月を指します。
残念ですが、青く見えることはありません。
月は自ら光は放たない、太陽の光を反射しているだけなのです。
大気中のチリやホコリ、火山から噴出される火山灰などで地球から月を見ると青く見えることもあり得るとのこと。
ただ、とても特異な現象のため、実際に見ることは難しいとのことです。
もともとは、一つの季節の間に満月が出るのは3度ですが、満月は約29.5日間隔で現れるため、通常は月に1回の事が2.5年に1回程度ブルームーンが現れる。
そして、一つの季節に4回満月が出るシーズンの3回目の満月をブルームーンとしていたが、理解が進んだことで現在では「その月の2回目の満月」となった。
2月のブラックムーンが条件
興味ある話がNASAから発表されてます。
1年に2度ブルームーンが見られることもあるが、それは極めて稀なことで、1世紀に4回のみだという。それは1月と3月に起こる可能性が最も高く、2月に満月がないこと(ブラックムーン)が条件。
直近では2018年に起こっており、次は2037年だそうです。
2029年1月30日(火曜日)
2029年3月30日(日曜日)
ブルームーンの名前の由来
では何故、ブルームーンと呼ぶのでしょうか。
名前の由来は、諸説あり定かではありませんが
- 「2度の満月」の意味のDouble MoonがBlue Moonとなった説
- フランス語の「la Double lune」が変化して英語の「the blue moon」となった説
- NASAは、1833年にクラカタウ(インドネシアのジャワ島とスマトラ島の間に位置する火山島)で火山が噴火し、大気中の灰により月が青く見えたことがきっかけになった可能性があるという説。
などがあります。
ブルームーンの名前が付いた
貴重で稀なものの意味から他にもブルームーンと名前をつけたものがあります。
- 薔薇のブルームーン:青い薔薇は「不可能」という意味があります。
青い薔薇は現在の遺伝子組み換えの技術ができるまで作ることはできませんでした。 - ビールのブルームーン:アメリカ・コロラド州のブルームーン・ブリューインカンパニーが1955年に製造・販売した。全米売上トップのクラフトビールです。
- カクテルのブルームーン:ジンベースのレモンジュース、クレーム・イヴェットからなるバイオレット色のカクテルです。
などがあります。
神秘的だと思っていましたが、意外とすっきり理解できますね。
昔から月の持つパワーを信じてきました。
そして、ブルームーンは願い事を引き寄せ「幸せになれる」といわれてます。
忘れずに月日をチェックし、貴重なブルームーンを眺めて是非「幸せ」になりましょう。