ギターの初心者になり練習を始めました
ギターの初心者になりました
20年ぶりにギターを手に持ちました。
うまくギターを抱えることができない。
さまになりません。
僕が中学生の時に兄がギターを買ってきました。思い出すとギターを初めて手にしたのは、その
時でした。
すぐにとりかかったわけでなく、兄も僕も最初だけギター教則本とにらめっこしてやりましたが
すぐに練習はしなくなりました。
ザ・ビートルズ登場”!
1年ぐらいほったらかしにしていたギターですが突然イギリスのロックバンド「ザ・ビートルズ」
が衝撃のデビューをしました。
そのカッコよさにひかれ、ギターと取り組みました
毎日のように、練習をしました。
世の中はフォークソングやロックバンド、ニューミュージックが流れ、テレビもラジオも観て聴いて
ラジオのFM は録音をして何度も聞いていました。
なんとか、1曲2曲弾けるようになり、ギターコードも F コードの音が出なかったのですが、
それを克服したら、ハイコードで曲の伴奏を弾く
事が出るようになったんです。
ちょうどその頃、日本のバンドがブームとなりますますギターが盛んになりました。
僕は少しクラシックギターもかじっていましたがギターを始めたころと同時期に空手も始めたので
「薪藁(まきわら)」をついて、手の皮がむけて血が出るまでやっていたら、手の皮とその下の骨
がくっついてギターの繊細な指の動きはできなくなりました。
そこで、ギターはピックをもってリズムを刻むいわば、サイドギターの役になりました。
友達と4人(リードギター、サイドギター、ベースギター、ドラムス)でバンドを組み、ザ・ベンチャ
ーズのようなインストゥルメント曲(歌のない音楽)やザ・ビートルズ曲や日本のロックバンドのザ・ブルーコメッツのブルーシャトーなどの曲を130曲ほどこなしていました。
当時は、いわゆるダンパ(ダンスパーティー)がよく開かれていて、2バンドで40分おきに交代で
曲がだぶらないように演奏していました。
正直楽しかったです。それほどテクニックがあるわけでもないし、特別うまいとも思わなかったですが自分達も楽しみました。
音楽の素質があるわけでもないし、音符はわからないまま何とかなるものです。
ましてや、プロを目指そうなんて、これっぽっちも思わなかったです。
兄は結局ギターは弾けませんでした。
その兄の結婚が決まり、結婚式の披露宴で僕がギターを演奏することになり、猛練習して、あの名曲の「禁じられた遊び」(結婚式の披露宴にどうっだったのかな)をフラメンコ調にアレンジして演奏しました。
猛練習の成果
うまく演奏ができ、アンコールの声もかかりましたが、その猛練習した「禁じられた遊び」の1曲しか弾けませんので時間の都合でということで何とか逃げ切りました。
ところで、音符が読めない僕がギターを弾けるようになったのは、音符は5本線の楽譜があたりまえですがギターの楽譜には6本線の楽譜があったからです。
その6本線の楽譜のことを六線譜とは呼ばずに、ギターの「タブ譜」(TAB譜)と呼びます。
タブは、タブラチュア(tablature)の略です。
6本線はギターの6本の弦を表していて、何番目の弦の何番目のフレットを押さえるかを表記しています。
したがって、線が弦をあらわして、線の上に数字がありその数字が何番目のフレットかを表しています。
だから、指板のどこを押さえたらよいのか、誰にでも(譜面が読めなくても)わかります。
もう一つは、1本線の楽譜があります。
これは、コードとリズムが書いてあり、弾き語りの人が良く使っています。
楽器により、表す楽譜も違うようで面白いですね。
まずまず、結婚披露宴の演奏はうまくいきました。
それからは、次回に取っておきますね。
参考:ギターの楽譜