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デンデンムシムシ・カタツムリ

「カタツムリ」

梅雨に入り活動的になるのがカタツムリです。

ゆっくりと動きノロノロしていて不思議な生き物で最近は見かけなくなったけど子供の頃はよく見つけて遊んだ。


カタツムリ

カタツムリはデンデンムシマイマイと呼ばれる陸に棲む巻き貝の通称です。

海に生息する貝はエラで呼吸をするけど陸にすむカタツムリは肺で呼吸をします。

カタツムリは臆病な性格の生き物です

いや、臆病な性格でなければ生きてはゆけないのです。

カタツムリの天敵は鳥です。

あの、ノロノロの行動では空から襲ってくる天敵の鳥から身を守ることはできません。

常に葉っぱの裏に隠れて、危険を感じれば殻の中に閉じこもっているしかないのです。

日本には現在、約800種類のカタツムリが生息しています。

地域によって殻の色や形、殻の渦の巻き方が右巻きであったり左巻きであったりと多種多様です。

日本のカタツムリは、どういうわけか右巻きが多いようです。

多くの種類が雌雄同体という、体内で精子と卵子の両方を作ります。

体と殻は別々なものでなく、殻は体の器官の一つで内臓もある。

したがって、カタツムリが殻から出てナメクジのようになることはない。

その場合は死んでしまう

童謡でお馴染みの「かたつむり

♬「でんでんむしむし  かたつむり
おまえのあたまはどこにあるの
つのだせやりだせ あたまだせ」♬


カタツムリ

歌詞の「つのだせ」は角出せで大触角やりだせ」の槍部分は小触角のこと

大触角は長い触角で、先端には目があります。

カタツムリの目は人間のようにはっきりと物が見えるわけではなく明るさを感じる程度と言われています。

口元には、小触角があり、においや味を感じることができます。

全てのカタツムリはカラダ(軟体部)が湿った状態でいなければ生きてはいけません。

そのためか、ジメジメしたところが大好きなカタツムリは、梅雨入りした6月〜8月にかけて活動的になります。

雨上がりの公園や山のふもとの落ち葉や朽木の裏を見て調べて見てください。

時には、カタツムリの殻を作る炭酸カルシュームを舐めて補給しにブロック塀の上をはっているかもしれません。

カタツムリはアジサイの葉の裏いいるイメージがあります。


アジサイとカタツムリ

これは、カタツムリは紫陽花の葉に隠れているだけで、葉っぱを食べているわけではないそうです。

「アジサイの葉っぱにはシアン化合物という毒の成分があるため、アジサイの葉っぱの裏にいれば鳥などの外敵から狙われにくくなる」ということです

なかなか、賢くもあるカタツムリです

名前の語源

  • カタツムリ
    笠つぶり説、湯つぶり説、片角振り説などがあり「つぶり」は巻貝を意味する
  • デンデンムシ
    子供達が殻から”出ろ出ろ”とはやし立てた
  • マイマイ
    「デンデンムシ」同様に子供達が”舞え舞え”とはやし立てた
  • 蝸牛
    動作や頭の角がウシを連想させた

カタツムリを飼うなら
市販のプラスチックケースにティッシュペーパーやキッチンペーパーを敷く。

木片などを置き、エサにキュウリ、レタス、ニンジン、セロリ、イモ類などの野菜を1日1回与えます。

きれい好きなので、ケース内は常に清潔にして、湿り気にケースに霧吹きをかけてやると喜びます。

飼育する事は年間を通して観察ができ、夏は涼しく、冬は暖かく育てると卵を産んで赤ちゃんも観察できるかも

詳しくは、毎日新聞 を見てね

参考:Wikipedia毎日新聞

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