常識をくつがえす猫ニャンの真実
常識をくつがえす猫の話
ペットが見ている人間をどう思っているのかこんな疑問がよく出て、ペットを飼っている仲間とも、話題としてよく出てきます。
近年、猫ブームのおかげで、平成29年の犬・猫調査で猫は犬を抜いたとペットフード協会が発表してます。
確かに、少子高齢化がすすみ飼い主の高齢化や一人暮らしが多くなったことも原因のひとつではないでしょうか。
犬は毎日の散歩は欠かせないし、リードを持つのも力がないと引っ張られたり、横道にそれたりして危険なこともあります。
また、トイレなどそこそこしつけも大事ですねその点、猫ならば放っておいても勝手に散歩に行くし、しつけも犬ほどでもないです。
かえって、あまりかまわれることが得意ではない動物なので、放っておくことがよいのです。
ペット猫の歴史は、5000年以上前のエジプトでペットとして飼われたとあります。
和歌山県紀の川市の喜志駅には、スーパー駅長のたま(猫の駅長)が人気を呼び、アイドルとなり
マスコットの変わり種駅長として世界的に知られるようになりました。
たまの登場が火付け役となり、空前の平成猫ブームが訪れ「ネコノミクス」という新造語も生まれ
社会現象にもなった。
ちなみに、スーパー駅長から「ウルトラ駅長」に昇格し、年俸はキャットフード1年分でした。
猫が日本にやってきたのは、平安時代で当時は倉庫の穀物や、仏教の経典の番人として渡来し
てきたと考えられてきた。また伝染病を媒介するネズミを駆除することは結果的に疫病の予防になった。
出典:Wikipedia
野生性十分な猫
ペットの猫は人に可愛がられながらも日常は野生を秘めています。
猫は勝てない相手には、負けを認めて喧嘩に発展させないために目をそらします。
だから猫がじっと見つめていることは「こいつには勝てる」と考えてじっと見つめるのです
しかし、猫の目は体より大きくて可愛さが100%以上ですね。
よく見かける動きの中で、飼い主の足に顔を摺り寄せるのは、頬線などから出る分泌物をつけ「お前は自分のものだ」と主張しマーキングをしているのです。
さらには、どこかで捕ってきた成果物を見せに来る時があるのは「余裕」のあらわれで、獲物をとれない飼い主に対して、分け前を与え、狩りを教えてやるぞと思っている。
猫は飼い主を「何らかの理由で巨大化した不器用なネコ」と考えていて友達と思っている
そんな猫ちゃんでも、顔や手をペロペロなめたり、おなかを両足でフミフミしたり、家に帰ると出迎えたりして「親愛」をあらわす行為をしてくれます。
まあ、そんな行為が飽きさせない、人をひきつけるんですね。
熱いのが苦手なひとを「猫舌」とよくいいますが、猫は温度を鼻で感じます。
自分のスタイル
自分のスタイルをくずさない、あまのじゃくな猫。
憎めない愛らしさを持ち合わせている猫。
好かれようと取りつくろうことなく自分のスタイルを持つことと教えてくれてます。
猫を飼うと、高血圧、心臓麻痺、脳卒中、骨折などのリスクが低減するといわれてます。
アラスカ州の人口900人ほどのタルキートナ市ではトラ猫名誉市長を20年間務めた猫のスタッブスさんがいました。
日本では「ニャン・ニャン・ニャン」で2月22日が猫の日です。
各地で猫祭りもありますよ。
「ちよだ猫まつり」:東京都千代田区
「にゃんともニャンズマーケット」:大阪市西区
参考:猫と浅草のはなし、Wikipedia、LIFE (麻生羽呂+篠原かをり著)