しっかり目を開けて夢を見よう

師走にもう一つの意識してほしい日がある

師走にもう一つの日

何かと時間を気にする日がつづく師走は年末にやらなければならないことがあるのと新年に向けての準備もありますね。

そして、その慌ただしい中をスーッと大晦日を迎えることになります。

なかなか、身体も心も余裕のある時間はとはなりません。


師走

そんな12月の末の日に記念日として、ふさわしいヒロインがいるのをご存知でしょうか

その名は誰でも知っているシンデレラです。

12月31日は「シンデレラデー」なのです。

大みそかの時間の意識はもちろん0時ですね。年が明け希望に満ちた新年を迎える時です

シンデレラもその日の0時をすぎると魔法が消えて元の姿に戻ってしまう童話です

大みそかとシンデレラの共通点は0時の時間ですね。

なんせ、世界中で「3・2・1・0」とカウントダウンされ、まさに世界中の関心が最も盛り上がる瞬間です。

このことから、「シンデレラデー」と呼ばれているのです

オペラやバレエ、映画、舞台、アニメなどのさまざまな作品に登場してきます。

シンデレラはご存知のように童話の主人公です

  • 英語で:cinder
  • フランス語で:cendre
  • ドイツ語で:Asche
  • イタリア語で:cenere

など、いずれも「燃えがら」「」を意味し日本名でも「灰かぶり姫」と呼ばれます。

世界中にシンデレラのバリエーションと言える話が残っていて、話の起源は古く現在の記録の中ではギリシャの歴史家ストラボンが紀元前1世紀に記録したロードピスの話が以下のようにあります。

エジプトのお屋敷に、美しい女奴隷ロードピスが住んでいた。
主人は優しい人だったが多くの召使いにじゅうぶん目が届かず、
肌が白く外国人のロードピスは周りの女召使いからよくいじめられていた。
あるとき、ロードピスが上手に踊るのを見た主人はロードピスに美しいバラの飾りの付いたサンダルを贈った。
するとほかの女召使いたちは、ロードピスに嫉妬していっそう彼女につらく当たるのだった。
その後、エジプトの王様(ファラオ)が民衆を都に招き、大きなお祭りを催した。
女召使いたちはそのお祭りに出掛けていったが、
ロードピスにはそのお祭りに行けないようにたくさんの仕事を言いつけた。
仕方なく言いつけどおりオルモク川で服を洗っていると、バラのサンダルを誤って濡らしてしまう。
そこでそれを岩の上で乾かしていると隼(はやぶさ)が持っていってしまい、
それをメンフィスにいる王様の足元に落とした。
その隼がホルス神の使いだと考えた王様は、国中からそのサンダルに合う足の娘を探し、
見つかったら結婚すると宣言した。
王様の船がロードピスの住むお屋敷にやってくると、ロードピスははじめ身を隠してしまったが、
サンダルを履かせるとぴったり合った。
またロードピスが残していたサンダルの片割れも見つかり、王は宣言どおり、ロードピスと結婚した。

大筋は似ていますね。

出典:Wikipedia

シンデレラの原題

原題(サンドリヨン、小さなガラスの靴)にこのガラスの靴を履かせ、カボチャの馬車に乗せとるいうモチーフを付け加えたのが、フランスの文学者シャルル・ベローであるといわれている。


シンデレラ・ガラスの靴

日本ではそのペロー版が有名です。

日本にシンデレラを紹介されたのが1886年で1900年に坪内逍遥が高等小学校の教科書用に「おしん物語」の題名で書いた

その時の名前を「おしん(お辛)」とし魔法使いは弁天ガラスの靴は扇王子は若殿魔法の効力が切れるのは夕方6時、王子と会ったのがシンデレラだと証明した方法は扇の色を当てるなど和風にアレンジされた。

以後、グリムやペローを底本とし翻訳したものが日本国内に続々と刊行された。

シンデレラほど派生語が多い言葉はないのでは、と思うほどあります。

  • シンデレラストーリー
    シンデレラの話をもとに、みじめな境遇から成功をつかんだ人。その出世譚
  • シンデレラボーイ(ガール)
    主に男性の無名のスポーツ選手でチャンスをつかんで急にスターダムにのし上がった選手
  • シンデレラエクスプレス
    袁距離恋愛のカップルが週末に過ごした後に最終列車(東海道新幹線の東京駅21時0分発新大阪駅行きの最終列車「ひかり289号」に乗って去る側と残る側に分かれるさまを深夜24時までしかいられない舞踏会に例えた。JRが日曜日の列車だけ、100系の車両を使い人気を博した。

その他にも

  • シンデレラコンプレックス
  • シンデレラテクノロジー
  • シンデレラ体重
  • シンデレラフィット

などがります。

夢のような物語でも苦労した甲斐があってときめく時がやってくるのですね

ジャンボ宝くじが当たる夢でも見ながら新年を待ちましょうか。

参考:Wikipedia気になる話題

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