1杯目のビールはうまいけど「限界効用逓減の法則」
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1杯目のビールはうまい
暑い1日を終え泡に包まれたビールを
飲むのど越しは「うまい!」の一言で
すね。
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生ビール
お腹が空いてペコペコのときに食べる
唐揚げは唸るほどおいしいです。
しかしどうでしょうか、最初の一杯や
最初の一個はめちゃめちゃおいしかっ
たのに、2個目、3個目になると最初の
時の満足度が減っていくのがわかりま
すね。
誰でもが一度は経験しているこの現象
は「限界効用逓減の法則」といって、
ひとつの法則なのです。
「限界効用逓減の法則」とは
消費財1つ(唐揚げの場合は1個の唐揚げ、ビールの例では1杯のビール)の効用、
つまり満足度を表していて消費財が増えるごとに消費財1つで得られる満足度は減っていく
ということです。
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限界効用逓減
のどがカラカラの時のコーラは最高に
快感を覚えおいしいですね。
しかし、個人差はあるものの2杯目、
3杯目になると渇きが癒されるにつれ
て爽快感は減退し、お腹も張り、苦し
くなってきて、さらにもう1杯は苦痛
になります。
かゆいところを掻いている快感が、や
がて痛くなるのと同じです。
こんな現象のことを言います。
「限界効用」の「限界」は、体力的
限界(リミット)を指すのではなく
追加するという意味です。
1敗目、2杯目、3杯目・・と財の単
位を追加するということ。
つまり「追加1単位当たり」という意
味になります。
また、「限界効用」の「効用」は人が
感じる満足度という意味です。
なので「限界効用逓減」とは、追加1
単位当たりの効用(満足度)が逓減す
る(だんだん減っていく)ことです。
この法則は、いろいろな場面で見ら
れる現象です。
恋人とのデートの時の喜びも、最初は
ワクワクさせ時間を調整して逢うこと
で高揚感あふれる時を過ごしていたが
数年経つと、そんなことは昔のことと
変化しています。
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満足度
僕も、初めて車を中古ですが買った時
は、とてもうれしかった。
休みのたびに、ちょっとしたドライブ
したり、出かけないときはシャンプー
で洗い、ワックスをかけてピカピカに
していました。
それも、何台目かになるとその当時の
ような興奮はなくなりました。
欲望を満たす「気持ちよさ」は強烈な
幸福感ですが、すぐ消える宿命ですね
それと、人間はどうして「飽きる」の
でしょうか
最初の頃は何をするにも新鮮で緊張感
もあり集中力もあったはずです。
同じことを繰り返すうちに趣味も仕事
も成功したときの喜びを忘れ何でもこ
なせる反面、手応えや緊張感がなくな
りマンネリ化してしまいます。
限界効用逓減の法則は、ビジネス、人
間関係、学習、遊び、金銭、健康など
生活のすべての分野に当てはまります
限界効用逓減の法則をマンネリを解消
するには、新しいことにチャレンジし
て生活に変化をつけることが、最善の
方法だと思います。