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ウルルから戻り トラウマの日々の治し方

トラウマの日々

先日、エアーズロックウルルへの悲しき
訪問記を投稿しました。

エアーズロック

実は、さらに続きがあり、悲しき帰国後
の情けないのですが、すっかりトラウマ
にスイッチが入ってしまった

日本に戻ってから高所恐怖症がひどく
なってエスカレーターがとても怖く
しっかりベルトを左手でつかみまっす
ぐ前を向いてじっとしているようにな
ったんです。

下りのエスカレータで下見たり、上りの
エスカレーターで上見たりしては駄目な
んです。

もちろん左見たり右見たりもできません

あのペットボトルが勢いよく落ちていく
光景を思い出してしまうんです。

特に御茶ノ水駅のような長いエスカレー
ターに乗ると落ち着かない。

長いエスカレーター

エスカレーターに乗る直前が嫌ですね、
気持ちが落ち着かなくなるのが自分でも
よく分かります。

恥ずかしいのですが、どうしようもない
のです。

 

まさかの閉所恐怖症?

また、今までは気がつかなかった狭い
所もいやになりました

これはなんだか分からないのですが、
出張で飛行機に乗った時のことです
何故か息がつまるようで、降りたくな
りました。

いわゆる、閉所恐怖症でしょうか。

その場は、すぐに飛行機内の雑誌を
読んで、気持ちを抑えましたが不安
感が広がっていくのです。

その時のフライトは1時間と短くて
しかも、すいていて隣の席は空席で
助かったのですが、長い時間だと思
うと冷や汗もんだった。


飛行機内

そんな、自分が情けなかったし、人
には恥ずかしくて言えないし、その
ことに対し慣らすしかないといい聞
かせていた。

なんとか症候群とか、パニック障害
とか、それに近いような気がします

今迄の自分ではない自分がいると思
うと、今迄の自分は何だったのか。

まだまだ、動けるし、それほど老け
てはいないと思っていてもその場に
行くと悲しいかな弱虫な自分が出て
きてしまいます。

これを克服することをかんがえてい
ます。

そこで、

  • あまり深刻に考えないようにする。
  • 無理にそのような場面に自分を向け
    ないようにする
  • 自分は強いと思うようにする

のような事を頭の中に浮かべながら狭い
スペースの場所やエスカレーターなどに
対処してきた。

するとどうでしょうビフォワーアフター
ではないですが、少しずつですが改善さ
れて今では、エスカレーターは問題なく
乗り降りできるようになりました

飛行機はまだ不安が残っていて、最近で
は窓側ではなく通路側を予約するように
して、リラックスさせて搭乗しています

人間は弱い所が出てくると言いますね。

まさに僕の場合もエアーズロックウルル
によって、自分の弱い所がむきだされて
しまったような気がします

他の人から見たら何でもないようなこと
でも、その人の身にならなければわから
ないと、つくづくそう思ったのでした。

そんな時はよく話を聞いてあげて、軽く
あしらわないで真剣に考えてあげること
が大事なんです。

よくいう「明日は我が身」という言葉が
あるように、しっかり相手を受け止めて
あげましょう。

 

 

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