東京から見るスポット「富士見坂」
「富士見坂」
子どもの頃はあちこちから富士山が見えた。
雪の富士山、夕焼けの富士山、夏の富士山どれもみな綺麗だった。
小高い丘の上に行くと富士山の裾野まで見えていた。
今も見えないわけではないが高層ビルやマンションで今まで見えていた場所が見えなくなってしまっている。
言わずと知れた富士山は日本で一番の高い火山です。
富士山の山頂にある8つの峰(八神峰(はっしんぽう))の一つが剣が峰で富士山の最高峰です。
その標高は3,776mで「日本最高峰富士山剣ヶ峰」と書かれた石碑が建てられてある。
古来、霊峰とされ、特に山頂部は浅間大神が鎮座するとされたため浅間神社が祭祀された。
修験道の霊場としても認識されるようになり、富士信仰が盛んになった。
富士山にある浅間神社に詣でました。夏越の祓の後に形代を神社境内に流れる小川に流しました。
先日は浅草富士の浅間神社に行ってきました。
ジオラマのような富士山を眺め拝み、ご朱印をいただいてきました。
都内の「富士見坂」東京は意外と坂の多い街で東京23区内に存在する坂の数は約700ヶ所以上と
言われている。
都内では、「富士見坂」と名付けられた坂は24ヶ所以上あるようです。
定義が決められている訳ではないので、数には多少の差が出るかもしれませんし地名そのもが無くなったり、再開発で改名されて新しくできることもしばしば。
市ケ谷の防衛省、元赤坂の迎賓館の敷地内や学習院大学の構内にはかつて富士見坂があったが、今はないそうです。
「富士見町」「富士見台」「富士見通り」など富士を冠した地名も多いですね。
かつては見えていた「富士見坂」も、大半は高層ビルや樹木に阻まれて富士山を望むのは難しい。
その中でも、いくつか見えるスポットも残っていてる。
絵葉書のようなスキっとしたものではないが、逆に都会でしか見られないビルや高層マンションの間からのぞかせ
る富士山もオツなものです。
都内の「富士見坂」スポット
- 岡本3丁目の坂(世田谷区岡本)
この坂の傾斜角は20度を超え息が切れるほど丹沢・箱根連山の向こうに雄大な富士を眺められる都内有数の絶景スポットなんです。 - 相生坂(大田区西馬込)
富士山を隠す高い建物はほぼなく、目線の先に富士を捉えることができる絶景スポット。
東海道新幹線と富士山の写真を狙う、鉄道ファンにも人気の場所です。 - 駒沢オリンピック公園の坂(目黒区東が丘)
公園を散策しながら富士山を眺めるのも良しです。 - ホテルプリンセスガーデン脇の坂(品川区上大崎)
「ホテルプリンセスガーデン」脇から目黒川へと下る急な坂。
崖上から臨む富士山は、片側の裾野がくっきり見え
都内でも随一のベストなポジションです。
- 代官山・目切坂(渋谷区猿楽町)
この目切坂に建つマンションの駐車場越しに、小さく富士山が顔を出しているのが見えます。
雪をかぶった頂上がほんのちょっとだけです。
これが都会の「ちょい富士」です - 東邦大学医療センター大橋病院裏の坂
(目黒区大橋)
世田谷区との区界に位置する、目黒区大橋の名もなき坂。
「東邦大学医療センター大橋病院」の裏手、南西の方角に遠く富士山を望むスポットです。
まだまだたくさんの「ちょい富士」や「路上富士」「すきま富士」があることでしょう。
どの方角から見ても、眺めても日本人なら親しみをもち大好きな富士山。
小高い坂の上に立ったときは意識して富士山を探してみてはいかがでしょう