しっかり目を開けて夢を見よう

おいしい和菓子の名前は

和菓子は、日本伝統の菓子

一般に緑茶に合わせて作られていて、日常的な茶請け菓子として親しまれている。

 

和菓子の歴史

古代の日本人は、お腹がすくと野生の果物や木の実を採って食べていました。

この間食が「菓子」と呼ばれる初めだったようです。

その後、木の実を乾燥したり、砕いて粉にしたりして水にさらし、あく抜きしてから丸めて熱を加えるなどしたものが「団子」のはじまりといわれています。

 


和菓子・団子

やがて、遣唐使(630年~894年)が中国大陸との交流により、唐から唐果物(からくだもの)や唐菓子(からがし)が日本にもたされ祭神用として尊ばれた

鎌倉時代には、栄西禅師が宋からお茶を持ち帰って伝え喫茶の文化が広まり茶の湯が流行します。

茶の湯の菓子としては、「打栗」「煎餅」「栗の粉餅」「ヒノヤクキ」などがありました。
それらが和菓子の発展につながっていきます。

また、ポルトガルやスペインから南蛮菓子が渡来しましたボーロ、カステラ、金平糖(こんぺいとう)、ビスケットパン、有平糖(あるへいとう)などで、現在でも食べられている和菓子の原型となりました。

江戸時代に入って戦乱もおさまり、平和になったことで菓子づくりが発展し、日本中の城下町や門前町で独特の和菓子が生まれた。

江戸の武士や町民が好んだ江戸菓子、京の雅な京菓子が競い合い工夫を凝らした和菓子が次々に誕生した。
現在食べている和菓子は、ほとんど江戸時代に誕生したもの明治時代になると、西洋文化の流れが広がり、ケーキや
チョコレート、ビスケット、キャンディなどの洋菓子が次々と導入された。

これに伴い、日本に入ってきた洋風菓子を「洋菓子」、それまでの日本の菓子を「和菓子」と呼ばれるようになった

さすがの日本人は、伝来してきた菓子を食べて、研究し自分のものとして和菓子に利用し、和洋折衷の菓子が想像され、多種多様の優れた和菓子がうまれた。

 


和洋折衷菓子

和菓子の種類

一般的によく使われている分類方法として

  • 生菓子:水分を30%以上含むもの。
  • 半生菓子:水分を10%~30%含むもの。
  • 干菓子:水分が10%以下のもの。

と大別し、菓子に含まれる水分の量で決めています。

 

和菓子の分類

知って得する

  • 朝生菓子:朝に作ってその日のうちに食べる生菓子のこと。
    草餅、大福、団子など
  • 上生菓子:季節の風物を映しとって作る煉切りなどのもの。
    2日~3日は大丈夫。


大福

四季の和菓子

和菓子には、季節限定のものも珍しくなく季節と密接に関わりが深いことが特徴です。
そのためか、和菓子には季語として扱われているものあります。

  • 新春:鏡餅、菱花びら餅、干支菓子など
  • 春季:桜餅、椿餅、鶯餅、蓬餅、花見団子、雛菓子など
  • 夏季:柏餅、ちまき、若鮎、水無月、葛切り、水羊羹など
  • 秋季:おはぎ、月見団子、栗蒸し羊羹、栗饅頭など
  • 冬季:亥の子餅、お火焚饅頭、千歳飴など

四季折々にもたくさんありますね
甘党の僕には、どれをとっても生唾ごっくんです。
あなたは何からいただきますか。

和菓子の日「6月16日」

 

参考:全国和菓子協会日本食糧新聞Wikipedia

 

関連記事

コンテンツ