ブロッコリーの素晴らしい栄養素と抗酸化物質のおかげで、体の多くの部分を活性化させてくれています。
体を元気にするビタミンCや目を守ってくれるビタミンAなどがたっぷり含まれていて、これらのビタミンは、風邪をひきにくくしたり、夜暗いところでもちゃんと見えるように手伝ってくれます。

それからミネラルも豊富で、からだの中のパズルのピースみたいなもので、骨を強くしたり、お肌をキレイにしたりしてくれる。

そして鉄も入っていて、これはからだの中の酸素を運ぶお仕事をしてくれる。だから、ブロッコリーを食べると、からだ中のエネルギーが充満して元気モリモリになりますよ。

それから、ブロッコリーには「抗酸化物質」というすごいものも入っていて、これはからだの中にいる悪いものを退治してくれる体の掃除屋さんです。

ただし、この抗酸化物質は熱に弱いので注意が必要です。

スルフォラファン

そして、近年、ブロッコリーに含まれる「スルフォラファン」と呼ばれる驚くべき化合物が、スーパー栄養素として話題になっています。
研究では、血糖値の制御に関与し、潜在的な抗がん作用があることさえ示されています。

スルフォラファンは、ファイトケミカル（植物に含まれる天然の化学物質の総称）の一種で、ブロッコリーに微量に含まれる成分です。
ピリッとした辛みを持ち、解毒力や抗酸化力を高める作用があることが報告されています。

人の体は呼吸によってとり取り込まれたものが変化し「活性酸素」を生みます。この活性酸素によるダメージで老化の進行を早め、さまざまな体の不調を引き起こします。

一方で人の体には、活性酸素を消去する「抗酸化力」や有害物質を無毒化して体外に排出する「解毒力」を備えています。

スルフォラファンには、解毒や抗酸化で重要な働きをする「酵素」の生成を促す作用があり、スルフォラファンを摂取することで体の解毒力や抗酸化力を高めることができるのです。

生成された酵素は100種類以上あり、それらは「解毒酵素」と「抗酸化酵素」と呼ばれ、体内のあらゆる臓器で活躍しています。なくてはならないものです。摂取する最善の選択肢は

健康的な調理法

熱に弱い成分なのでより良い調理法の研究も発表されています。
それは、残念なことに、野菜を茹でたり電子レンジで加熱したりすると、吸収できるスルフォラファンの量が大幅に減少してしまうので、摂取する最善の選択肢は「炒める」ことです。

研究によるとブロッコリーは

• 炒める前に化学活性をできるだけ放出するために2ミリメートルの小片に切ります。
• そして、調理する前に約90分間放置する（加水分解）
• 炒める

この方法で有益な成分が得られると発表されています。

１カップのブロッコリーには、70mgのビタミンC,230mgのカリウム、1.82g繊維が含まれています。
アブラナ科の野菜は血管の健康上にも良いとされています。

また、がんにもリスクを低下させるとも言われている。
健康な腸内微生物叢をサポートし消化器の健康を改善します。

ブロッコリーの豊富なビタミンC抗酸化物質は老化を遅らせより健康肌を促進します。

栄養たっぷりのブロッコリーを食べて健康を促進しましょう。

参考：Optimist daily、村上農園