ブロッコリーは野菜の中でもトップクラスの栄養豊富な野菜とい言えます。

スーパー栄養素

なぜそんなにブロッコリーが素晴らしいのかと言うと、「スルフォラファン」と呼ばれる「がん」に強いスーパー栄養素を豊富に含んでいるからです。

研究者たちは、それが血糖コントロールに関与していて、潜在的な抗癌特性を持っていると説きます。

また、１カップのブロッコリーには、70mgのビタミンCや200mgのカリウム、182gの繊維などの栄養素が含まれています。

ブロッコリーの利点

2018年の研究によると、アブナラ科の野菜には心血管の健康上の利点があることがわかりました。特に米国では、心臓病が最大の死因であるため、このことは特筆すべき点です。

さらに研究によると、ブロッコリーは胃腸の炎症を軽減し、健康な腸内微生物叢をサポートして消化器系の健康を改善することも解明されています。

文部科学省が発表した2020年版「日本食品標準成分表」によると100gあたりの栄養素を比較すると下記のようになります。

この比較表を見てもブロッコリーはカロリーが高いものの、タンパク質や食物繊維、ビタミンC、カリウム、鉄などの含有率はトップです。

特出すべきは、食物繊維とビタミンCの含有量はずば抜けています。これらの栄養素が必要な方は摂取する量や回数を増やすことがいいです。

ブロッコリーの栄養素

• カリウムも多く含んでますね、カリウムは高血圧の防止に欠かせない栄養素です。高血圧の原因となる塩分の摂り過ぎを調整してくれます。
• 鉄：鉄欠乏性貧血の予防に最適です。鉄はヘモグロビンの材料となり、全身に酸素を運びます。
• ブロッコリー１食分で、1日の推奨ビタミンC摂取量がほぼ得ることができます。抗酸化作用で老化を遅らせ、皮膚や粘膜の健康維持に欠かせません。

ブロッコリスプラウト

ブロッコリーが健康に重要な野菜であるとともに、ブロッコリスプラウトはどうでしょうか。

前述した「スルフォラファン」には、脳疾患につながる可能性のある酸化ストレスを軽減する硫黄に富む分子で、成長したブロッコリーの頭に含まれているのですがブロッコリスプラウトには、なんと10〜100倍も含まれているのです。

全米科学アカデミー紀要（PNAS)の研究で発表された内容では、たったの１オンス（約28g）の中に73ミリグラムのスルフォラファン グルコシノレートが含まれています。

ブロッコリスプラウトを食することで、DNAを損傷する活性酸素種などやがんや冠状動脈性疾患、動脈硬化、不安神経症などにも関連しています。DNAを保護します。

ブロッコリーの調理法

ただ、加熱すると栄養素が減ってしまうので栄養を逃さない調理で積極的に摂り入れましょう。

電子レンジで調理する方が、お湯で茹でるより栄養素はたっぷり摂れます。生の状態と比べても栄養素はほとんど変わりません。
サラダでいただくのもよし、調理していただくのもよしです。

ブロッコリーの栄養を無駄なく取れる料理

• さつまいもとブロッコリーのホイットサラダ
• ブロッコリーと卵のふわマヨ炒め
• 塩鮭のクリームシチュー
  など、レシピはこちらから閲覧してください。
  https://tokubai.co.jp/news/articles/5515

栄養満点なブロッコリーは冷凍でも栄養は変わらないので、冷凍を利用して調理を簡単にですることもできるので、毎日の料理に取り入れて健康を保つようにしましょう。

参考：トクバイニュース、文部科学省、optimistdaily