カツレツ とんかつの違い
カツレツ とんかつ好きですか
月末の締め切りの日のランチはかつて定食やかつ丼を食べることが多いです。
また、大事な商談や勝負を賭ける時など(野球・サッカーの試合など)も、かつ丼を食べて勝ちモード
で出かけていきます。
「カツ」は「勝」に通じると自分で勝手に思い込んで、そうしてますがカツにはカツレツやポークカツ
○○カツなどがあって、ちょっと調べてみました。
とんかつ
とんかつは、厚みのある豚のロースやヒレのスライスした肉を小麦粉・溶き卵・パン粉をまぶして揚げ
たものです。
日本で「カツ」といったら、このとんかつのことを指し、とんかつを応用した「かつ丼」「カツカレー」「カツサンド」が人気のメニューですね。
ちなみに、日本で発祥のとんかつは1929年に東京上野御徒町にあった洋食店「ポンチ軒」で現在のとんかつと同じ料理方法で提供された。諸説あります。
1932年には上野や浅草に「楽天」「喜田八」「井泉」などのとんかつ専門店が次々に開店し、東京下町の繁華街でとんかつブームが起こった。
同じころに、デパートの大食堂などで、和洋中のすべてを扱う大衆飲食店が人気となり、とんかつの普及に貢献した。
このデパートの食堂にはよく行きました。日曜日の昼時は広いホールが満席で、今でいう行列をつくっていました。
食堂に入ると先に食券を買い、ホールの女性が食券を取りに来て、片手でその食券をものの見事に半分にする光景は今でも忘れません。
僕がよくいく店のとんかつは、茶わん飯(五穀米か白飯を選択)・味噌汁・漬物をセットの和食のスタイルです。
カツの衣を湿らせないように金網の上にカツをのせ、ゴマをすり鉢ですり、それにお店の秘伝ソースを混ぜていただきます。
カツのそばに添えられる生キャベツの千切りは、消化吸収を助け脂肪吸収を抑えるビタミンを摂取できるので僕は必ずおかわりをします。
そのお店は、ご飯、味噌汁、お漬物、キャベツのおかわりが出来てありがたいです。
カツレツ
カツレツは、肉の種類を問わずに作られた揚げ料理です。
明治時代に日本に伝来したフランス料理のコートレット(côtelette、英語ではカットレット cutlet)を原型とした料理です。
もともとは仔牛の薄切り肉にパン粉をまぶし少量の油で炒め焼きまたは揚げ焼きする料理です。
カツレツは、とんかつのように切り分けされているわけではないので、ナイフとフォークを使用する。
東京銀座のフランス料理店「煉瓦亭」で、牛肉ではなく豚肉を使用する料理として考案し「ポークカツレツ」とネーミングしてデミグラスソースを掛けて温野菜を添えて提供され人気となった。
とんかつ専門店は増えていますね、すっかり和食として定着した証拠です。
でも、たまにはポークカツレツなどをできれば箸で食べたいですね。
日本記念日協会は10月1日を「とんかつの日」に認定しています。
冷凍食品メーカーの「味のちぬや」が提唱し「スポーツの秋にトンカツを食べて元気になり、勝負の勝つ(カツ)」ことと、トンを10、カツを1(=1番)に見立てて決めたものです。
参考:Wikipedia、スッキリ、DELISH KITCHEN