午後のウトウトの時に大切なこと
午後のウトウトの正体
午後は眠くなります。
昼食後の14時頃は、眠気がやってきますね
パソコン画面を見ていても眠いものは眠い
昼食をとるから眠くなるのではと昼食を抜いてみましたが結果は同じです。
会社の会議やセミナーなどに参加しても、ついウトウトしてしまいます。
どうして眠くなるのか、前述の昼食をとると眠くなるのは、よく胃や腸の周りに血が集まるからと言われているのですが、どんな状況でも脳への血流は第一に確保されていることがわかっています
ですから、昼食を食べても食べなくても眠気はやってきます。
まあ、昼食は食べすぎると「気だるさ」がでてきていいことはありません。
食べ過ぎないように注意するのに越したことはないようです。
昼寝はNASA(米航空宇宙局)の研究発表のとおり、約20分の仮眠をとるとパイロットの能力が34%も向上したというのです。
仮眠のメリット・デメリットの報告もあります
高齢者のアルツハイマー患者とその家族の「昼寝の習慣と認知症発症リスク」の発表です
毎日30分以内の仮眠をしている人は、昼寝の習慣がない人に比べて認知症発症率は約7分の1でした。
また、30分~1時間仮眠をとる人も昼寝をとらない人に比べて発症率が約半分になることがわかった。
しかし、1時間以上昼寝する人は昼寝の習慣のない人に比べて発症率が2倍も高くなることがわかりました。
NASAの研究のように昼寝(仮眠)は30分未満にとどめた方がよいといえます。
昼寝がよいといっても昼寝ができるような環境はないので、日頃の睡眠時間を6時間を確保することを心掛けることが重要です。
眠気が起きたら定番のコーヒーをのむ。
御存知カフェインが眠気に効き、基礎代謝が上がりからだが覚醒してきます。
- 睡眠時は体温が下がる
- 覚醒時は体温が上がる
このことを考えるとアイスコーヒーよりもホットコーヒーのほうが体温が多少上がり覚醒度も上がると考えられます。
カフェインはコーヒーだけでなく、カカオ豆からつくられるチョコレートやココアもいいですね。
また、緑茶や紅茶、抹茶にも含まれていて特に抹茶の含有量は高いことが確認されている
各種、試してみましょう。
ガムをかむことで覚醒効果があります。
マウスによる実験で、一方には固形のエサを与え、一方では粉末にしたエサを与えて睡眠と行動パターンがどうなるのかと比較した。
この実験によると固形のエサを与えた「よくかむマウス」は睡眠や行動パターンが昼夜のメリハリがでた。
粉末のエサを与えた「かまないマウス」は昼夜のメリハリがなく、活動すべき時間帯に活発に活動しなくなった。
脳は「かむと活性化する」性質があるとわかります。
ミントやカフェイン入りのガムをかめば、「覚醒成分の刺激」と「かむ刺激」が同時に手に入るので上手に活用しましょう。
会議中などでねむくなったら、積極的に発言することで、覚醒のスイッチが入ります。
情報の9割は視覚情報と言われています。
目をつぶることによってそれを遮断し脳を休ませることができるので、眠ることに、こだわらないで眠らなくても「目をつぶる」ことが大事です。
「睡眠不足かな」「眠れなかった」「寝すぎた」などと気にしないで気楽にすることが大切なことです。